LINEやめてみた。

どうも、かくまるです。
いきなりですが、みなさま、LINEやっていますか。知っていますか。
たぶん、だいたいの人は知っていて、やっているんじゃないでしょうか。
かくいうぼくもそうでした。
けれど、一か月くらい前にやめました。
やめた、ってなんだ、と思われるかもしれないけれど、アカウントを削除して、アプリ自体を消しました。
それも、わりといきなり。

さて、それで何が困ったか、というと、これが全く困らない。
なんといってもかくまるさん、友達が少ない。
もともとLINEでやり取りをしていて、その後連絡がきた友人は一人です。
一か月で一人です。
つまりぼくは、普段、一か月に一回くらいしか人とかかわっていないということになるのかもしれない。
えっ私の人脈なさすぎ…?ってくらいにぼくには人脈も人望もありません。
書いてて悲しくなってきました。

さて、連絡をくれた友人は、当然、別のツールを使ってぼくに連絡をくれました。
LINEでもともとやり取りをしていた人を思い返してみると(といっても、連絡をくれた友人とあわせても2,3人しかいない)ほかのツールでぼくに連絡をとれる人たちなんですね。

LINEをやめよう!と思ったきっかけは単純でした。
ぼくの人間関係は希薄です。
で、だったらLINEもいらなくない…?って思ったわけです。
もう着なくなった服だから捨ててもいいよね、みたいなことです。

実際やめてみて一か月たって、不便だなあ、と思ったことはないです。
だってもともと連絡こなかったし。
連絡をとりたい、と思ってくれた友人はしてくれたし、実際できたし。

あ、ただ、やめるタイミングは考えました。
まわりにとっては突然だったと思うけれど、ぼくにとってはそうでもなかった。

昨年の秋くらいから、別にやめてもいいかな、とは考えていて。
ただ、なんとなーくの惰性で続けていたんですね。
そんな惰性を振り切ったのだけれど、やめよう!と完全に吹っ切れた10日後くらいに友人と会う約束があったので、そこまではしていようと。
待ち合わせとか不便ですからね。

で、友人と会った数日後に辞めた、と書いてて気づいたのですが
そうか、ぼくは一ヶ月くらい人と会っていないのだなと。
ということはこれ、もしかしたら人と会う時には不便になるかもしれないですね。
…まあなんとかなるでしょう。

逆に、やめてよかったなあ、と思うこともあります。
それは、縛られていない!ということ。
いやいや、もともと人間関係希薄なのに何を言っているんだ、と思われるかもしれませんが、もともと縛られていないのにそれ以上に縛られていないのです。
Tシャツ一枚で過ごしていた時から裸になったようなかんじです。

なぜか、というと、連絡がこない、というよりは、「連絡がくるはずもない」のです。
例えばこんなことを想像してみてください。
「いつ起こされるかわからないで寝ている状態」

「絶対に何者にも邪魔されずに寝れる状態」
どっちがリラックスして寝れるでしょうか。
LINEをやめた後のぼくは、完全に後者の状態です。

期待感がなくなった、とでもいいましょうか。
LINEというアプリがあると、潜在的に、「くるかもしれない」と身構えている自分がいることに気づいたのです。
けど、ないとそんなものはない。
0.00001パーセントでもくるかもしれない、と思っている状態から、完全に誰からもこない、と思っている状態へ。
まあそれでもメールとかがくる可能性はあるのだけれど、実際にはほとんどない。
…LINEやってても実際には誰からも連絡こないんですけど、まあそれは置いといて。
身構えている状態がなくなる、ってすごい楽です。

 LINEってたぶん、すごく気軽に手軽に連絡できるツールだと思うんですよ。
けど、それがなくなったとき、ぼくにくる連絡って、本当に必要だったり、なにかしらの意図があるわけで。
そういう意味では、本当に連絡したい人はどうせすると思うんですよね。ぼくならそうします。
LINEにしか繫がりのない人、っていなかったと思うので。

で、仮に連絡が、LINE以外のツールできたとしましょう。
例えばメール。
開いても既読がつかない。わー、らく。
そして自分の都合のよい時に読んで、都合のよい時に書いて、相手の都合のよさそうな時間(例えば寝てそうな深夜とかを避けて)送ればいい。
らく…圧倒的楽。

既読がついたら返さないといけない、というちょっとした強迫観念にとらわれていたのかもしれないですね。
だから、みたいなーと思っても、みたら返さないといけない。
けど、見たい時=返したい時じゃないんですよね。
見たいけど返したくない時もあるわけです。


それと、やりとりをするにあたって、もともとぼくはスタンプとかを使わない人だったんですね。
文章で返す。
これはものかきの性分なのでしょうかね。

LINEだと短いやりとりになりがちな時があって、
もちろんそれはそれでよいのだけれど、そのなかで消失するものもあるのかなあ、と思ったりしました。
スタンプだけでも当然意図は伝わるのだけれど、ものかきとしてはあまりしたくない。文章にある程度かけてますからね、そのほうがぼくらしい、という。

…個人と個人のやりとりでそんなに文章になにをこめているんだと思うかもしれないけど、考えてしまうのはやっぱり性分です。

これは、ある程度文章を作るのが苦じゃない、ということも原因かもしれません。
一つのメールを書く、長い文章をつくる、ということがそこまで苦ではないから、すいすいと書ける。
けれど、もちろん筆が乗らないときもある。
それでも既読とかつかないから、自分のペースで好きな時に書けるわけです。

そっちのほうが、ぼくにはあっている。


…といっても、マメに連絡をとりあわなければいけないような状況ならまた違うかもしれません。
あるいは、お仕事をするにあたって必要不可欠なツールであるとか。
だけど少なくとも今のぼくには、 LINEはいらないものだったので、ぽいっとしました。

やめてみた結果として、ぼくは少しだけ気持ちが楽になりました。
やっぱりいらなかったんだなあ、という再確認もできた。
それは、ぼくにとってのLINEでもあるし、ぼくという存在そのものでもある。
このあたりについては、また後日。
それでは!

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