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劇場版『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』特報を見ての雑考察
ついに特報出ましたね。毎年出てる30秒のやつ。
個人的に長い予告(1分半のやつ)より、こっちの方が映画の世界観がギュッと詰まってて好きです。
ということで予告見て思ったことを一つ。
「お前…その顔..…」
という平次の台詞。こちらについて考察していきたいと思います。
まず今作『100万ドルの五稜星(みちしるべ)』は北海道の函館が舞台、五稜郭がメインスポットぽい、新選組が関係している、刀が関係している、くらいの情報しか現状はありません。どういう展開になるかは未知数です。なので完全にメタ読みで考察していきます。
「お前…その顔..…」という台詞は平次がキッドの帽子を斬りつけて顔が少し見えたときに発しているようです。ニュアンスとしては、平次がキッドの顔を見て、何かを悟った、何か気付くことがあったという場面に見えます。
最初に思い当たるのは「工藤と同じ顔しとるがな…」と平次が感じたという可能性。
青山先生の発言にもある通り、キッドの顔と工藤新一の顔が似ているのには意味があるらしいので平次がこのことに言及し、なぜ似ているかの真相が明らかになる…または真相についてのヒントが出る、そういうシーンである可能はあると思います。
あると思いますが.…。
キッドと新一の顔が似ている理由について、本筋にそこまで絡む要素ではないような気がしています。今作は黒羽盗一(キッドの父)も絡んでくるようなので、先祖関係で新一と繋がりがあったりするのかもしれませんが、そこまで映画で深く言及するとも思えません(そこまで重要なら原作で先にやるはず)。そうなると、「工藤と同じ顔しとるがな…」と平次が感じただけのシーンになってしまいそうです。
そうなってくると正直「そ、それで?」となってしまいます。
映画の予告のもっとも目立つ場面に配置されているくらいですからもっと盛り上がるシーンのはずなのに平次がキッドと新一の顔が似ていることに気付くのみ(気付いたからなんだ?という話になってしまう)なのはちょっと可能性としては低いかなと思います。
これを踏まえての考察として、提示したいのが以下です。
本映画では新一が変装してキッドに化けている
新一とキッドの顔が似ていることは視聴者の誰もが知っている。けれど作中キャラは誰も知らない。その状況を逆手に取ったのではないかと。
つまりは予告の時点で視聴者に向けてのミスリードが設けられていたわけですね。額面通り捉えるとそこまで発展させようのない「お前…その顔..…」のシーンはなぜ設けられたのか?
それはこの予告でキッドだと思われている人物が実は新一だから。
根幹の部分を予告で見せつつ隠し、予告で見せていたあのシーンは実は…!という驚きを視聴者に味わってもらうためではないか、そう思いました。
顔が似ているということで新一ならなんなくキッドに化けられますし、最近は割と自由にコナンが新一に戻ったりもできます。キッドとコナンは助け合いをずっとしているので、キッドの命が何者かに狙われていてそれを庇う影武者として名乗りでても不思議ではないのかなと。
その真相を知らない平次がキッド(=新一)に食って掛かり、予告のシーンに繋がる…とか面白いなあと思うのですが、どうでしょう??
ということで、完全なメタ推理ですが100万ドルの五稜星(みちしるべ)の考察でした!正直私がミスリードからの巻き返しや、予想外の展開が好き人間で予告を見てぽっと頭に浮かんだものをそのまま書き起こしただけですが笑
なんにせよ映画が楽しみですね!!
キッドメインの映画ぽいのに平次が絡んでくるのなんでだろうとか思ってたら、紅葉さん周りが絡んでくるんですね…これまた面白くなりそうです。
ここまで読んでいただいた方、ありがとうございました!!!