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特別な日に行きたいレストラン(鎌倉編)
みなさん、おはようございます。
角打ち大好き、角っコ(かくっこ)です。
コロナのまん防が3/21に終わりを迎えるということで、このまま落ち着く方向に行ってくれるといいなと願う今日この頃でございますが、
みなさま、いかがお過ごしでしょう。
私は、仕事においては、
相変わらずテレワーク等もなく、連日満員電車で出勤して仕事に邁進する日々で…
プライベートにおいては、
素敵なレストラン・カフェに行く機会がありましたので、ご紹介できればと思います。
まず今回は、鎌倉にある1軒を。
※次回は、元町のお店をご紹介したいと思います。
RISTORANTE IL NODO
レストラン概要
鎌倉駅から5分ほど、小町通りを歩いて少し小道に入ったところにある、緑が生い茂るロッジのような建物の2階にそのレストランはあります。
一見、何のお店かわからないのですが、
ひとたびドアを開くと、広いキッチンと、温かな照明に照らされたカウンター6席、テーブル4席の、雰囲気のある隠れ家的レストランが現れます。
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机に着くとまず、
メニューが目に入ります。
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ふむふむ。なるほどね。
このお店は、オーガニック鎌倉野菜が主役で、
それを生かすために朝捕れ鮮魚や全国各地の精肉を仕入れているそうで。
野菜が主役なので、
メニュー数は多いのですがしつこくなく食べられるし、妊娠中でも安心して食べられるものばかりで嬉しかったです。
また、〝●●さんの…〟という表現からも、
このお店が、生産者さんとの繋がりを大切にしていることもよく分かりますよね。
ではさっそく、
料理たちを見てみてください。
魅力的な料理たち
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お食事は正直、
私の語彙力では表現できないほど、
すべてが丁寧で美しく、
斬新で、わくわく楽しく、美味しかったので、
実際に目で見て、口にしてみてくださいとしか言えません。
一つ言えるのは、
野菜使いが本当〜に上手いということ。
野菜の使い手
季節の野菜をふんだんに生かして、
野菜の【苦味】をしっかり楽しませてくれて、
シェフは野菜を愛している人なんだなと感じる料理ばかりでした。
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前菜はもちろんのこと、
例えばこのパスタ。
旬のホタルイカのパスタなのですが、
一緒に、蕗の薹を入れています。
特有の苦味をしっかりと出しながらも食べやすく、
海の幸と山の幸を同時に味わえる素敵な一皿でした。
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メインの肉料理2品は、
まず、上の写真2枚が、藁焼きした鹿ロース。
なんと、菜の花と野草を使用しています。
野草!!
野草が出てくるレストランは、初めての経験かもしれません。
そして3枚目、牛ホホ肉なのですが、
りんごが乗っている…というのは他のお店でもありそうですが、一緒に人参も添えています。
りんごだけだと甘く優しく終わりそうなところを、人参でさっぱりと爽やかにシメてくれました。
感動の一品
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そして最後に、
私が一番感動したのが、デザート。
こちら、小松菜のジェラート!
シェフ曰く…
野菜を使ったデザートというものは世の中によくあるが、食べてみると、万人が食べやすいように味をいじっている(甘くしている)ため、野菜本来の味がしないことが多い。
この小松菜のジェラートは、茎部分も入れ、しっかりと小松菜の味わいを残して作っているんです。
とのこと。
うむうむ。納得。
まさに、The小松菜感。
これは、お子様に食べさせるにはもったいない味わい深さ。
大人になったからこそわかる野菜の魅力が、大爆発している一品です。
口に入れた瞬間、
苦味と…なんとも言えないシビれ!
クセになります。
このジェラートを食べるためにまた行きたいくらいです。
※ちなみにこのシビれ、実は以下のような理由があるようです。
小松菜はアブラナ科の野菜なので、
【イソチアシアネート】という辛味成分を生成しています。
ただ、この【イソチアシアネート】は、もともと持っているわけではなく、
草食動物などから身を守るために、
アブラナ科植物が持つ
●グルコシノレート(辛子油配糖体)
●ミロシナーゼ(酵素)
という2つの成分が、
調理や食べる時の咀嚼(そしゃく)などによって、細胞が壊されて合わさることで【イソチオシアネート】が生成されるそうです。
大根もアブラナ科の仲間なのですが、
大根おろしなどでシビれを感じること、ありますよね〜。
小松菜のジェラートを口に入れた瞬間、
あぁ、
ここまで野菜を愛し、野菜に愛されたシェフに料理された小松菜も、本望だよな。
そう感じました。
野菜も、料理する人によって、その魅力を最大限に活かすことができると学んだ日でした。
お人柄も素敵
シェフの野菜愛は目を見張るものがありますが、
料理の腕前だけでなく、
とても人当たりも良く、気さくで素敵な方でした。
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シェフだけでなく、
ソムリエ?の女性のサービスも丁寧で嫌味がなく、スマートでした。
特別な日に、また絶対に、行きたい場所です。
【RISTORANTE IL NODO】
鎌倉へ行った際、ぜひみなさんもお立ち寄りください。
ただ、完全予約制なので、なかなか土日は取りにくいかもしれません…。
そこだけご注意ください。
その代わり、予約制だからこそ、
少人数で感染対策もしっかりしてくださっていて、
安心してお食事できるとは思います。
次回は、元町のレストランとカフェをそれぞれご紹介したいと思います。
それでは、また。
皆さん、お身体だけは大切に、日々穏やかにお過ごしくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました!