「本屋の棚卸しとPOSレジ化」 カクカクブックス店主日記2024/12/30〜2025/1/5
12月30日(月)くもり
今年最後の営業日。
ここ最近ははっきりしない天気が続いてるし、冬らしくしっかり寒い。
お正月休みに入った方が多いようで、それなりにお客さんがご来店。大感謝。
岐阜に帰省したついでにカクカクに立ち寄ってくださる方もみえてうれしい。
カナコ氏に店番を任せて夕方から電車で名駅へ。忘年会。
岐阜駅の三省堂もチラ見。お客さんが多い。さすがは駅の書店。
那加駅や岐阜駅ではスーツケースを引いてる人が多かった。帰省の方かな。数人でもカクカクに立ち寄ってくれたらなと願う。
スパイラルタワー?近くの居酒屋へ。道中、30年ぶりくらいにナナちゃん人形を見た。LUUPのステーションもあった。人も車も多い。ざわざわしてる。久しぶりの都会。
飲み放題の居酒屋だったから6杯ほどビールや酎ハイを飲んだけど、あまり酔わなかった。なぜ?もしやアルコールが薄いのか(笑)
12月31日(火)くもり
2024年の売れ行きベストをお伝えしたかったけど、スリップ(売上カード)集計できず、、、人力で売上を集計するのはやっぱり無理だと思う。
通販サイトの売上数はデータ化されてるのでありがたい。
午前中にInstagramのライブ配信で2024年にたくさん販売した本の報告をする。
↓ ↓ ↓
2025年はPOSレジにしてみる予定なので、売上データが一目瞭然になるはず。
予定は未定にならないようにしたい。
午後からはPOSレジ化に向け、在庫の読み込みや入力をする。永遠に。
ひとりでは到底終わりそうもない。。
夕方、カナコ氏の実家へ。
一日早いお正月。ご馳走をいただく。
1月1日(水)くもり
朝からPOSレジ化に向けて、この日もひたすらISBNコードの読み込みとデータの入力。
昼からはカナコ氏も助けてくれて、一気にスピードアップ。
しかもデータ化する際にいい感じのハックをカナコ氏が発見してくれて大感謝。神。
新刊に関してはISBNコードのある本とISBNコードのない本をデータ化完了。
在庫が実店舗と通販で連動できた。
あとは雑貨と古本。
その後はISBNコードのない本や雑貨にバーコードシールをプリントアウトして貼り付けたら終わりの予定。
作業中に通販も注文も入る。新年早々ありがたや。
元日なのでどうしようか迷ったけど、やっぱり早くお届けしたいので発送することに。
休みの日にも仕事をしてしまうのは、注文が入るとめちゃくちゃうれしいからだと思う。
まあほんとは休みは休みでしっかり休むべきとは思うけど、自分ではそれがまだできない。
1月2日(木)と3日(金)
この日もPOSレジ化に向けてカナコ氏と共にずっと作業の日。
ほぼほぼPOSレジ化が終わりそうなころから、カナコ氏は棚替え作業に。
僕だけが本棚を触っているとどうしても本の並びが固定化してしまうので、カナコ氏が一気に並べ替えをしてくれた。
本の並びを変えると今まで動きの悪かった本がいきなり売れたりするので、ちょっと期待。
POSレジ化ができたので、在庫計算も楽に終了。
今後はいつでも在庫金額が分かる状態になったので、来年からの棚卸が楽ちん。
こちらのnoteを読んでくださる方に在庫を公表しますね。何かの
参考になればと。
2022年12月末 新刊307冊 古本586冊
2023年12月末 新刊755冊 古本388冊
2024年12月末 新刊1096冊 古本259冊
2024年の平均単価は新刊で約1500円、古本で約500円。
在庫の額からなんとなくの売上も想像つく方にはつきますね(笑)
新刊の在庫が順調に増えて、古本は減り続けている。
順調と書くのは違うな、、、増えてしまったが正解かな、ほんとはもっともっと販売して、在庫の回転を上げたいところ。
新刊の在庫、本屋のスペース的にはまだまだ置けるけど、どのあたりで在庫冊数を維持するのか、今後は考えなければと。
POSレジ化したことで総在庫がすぐに分かるから、今後の仕入れバランスは勘ではなくやれるのはありがたい。ただ自分にデータを活かせる能力があるのか?(笑)
独立系の本屋だけど、在庫の冊数はかなり少ないと思う。
増やしたいけど、、増やせるけど、このままの来客数だと在庫を増やしてもあまり意味がないのかも。。
古本については確立した仕入れルートがないのと、買取をアピールできてないので減る方向なのはやむなしかなと。
買取もしてるので、整理したい本があればお持ちください。
お店に持ち込まずともLINEで画像を送ってくだされば、おおよその査定ができます。
1月4日(土)くもり
2025年初営業日。
本屋には初売りとかセールがないので、特別なこともなく通常通りのオープン。
せめてもと思いInstagramでライブ配信を。
↓サムネが変な画像になってるけど、これはカナコ氏のしわざ。。(笑)
ライブ配信の甲斐もなく昼過ぎまでお客さんが少ない。
14時ごろからお正月っぽくにぎわうけど、長くは続かず。暗くなるとまたさびしい店内に。。
ちょっと厳しい営業初日だった。
1月5日(日)晴れ
俳句の道具ブランド〈句具〉の後藤麻衣子さんによる新春初句会ワークショップの開催日。参加者さんは12名。
句会はハードルが高いかなと勝手に思ってたけど、キャンセル待ちも出たり、お問い合わせも多かったりで注目度が高かったんだなと。
今後も定期的に句会をやろうと盛り上がる。
2月に春の句会を予定しているので、気になる方はカクカクブックスか句具さんのSNSをチェックしててください。