第19段「美味しい作品」
3年前の年の瀬にコルクの佐渡島庸平さんから面白い芝居があるので角田さんに見てもらいたいと連絡が急にきました。
それが渋谷のCafeMameHicoでやっている『ゲーテ先生の音楽会』でした。
カフェで音楽会?
早速見に行ってみると、ゲーテ先生、かなり素晴らしい作品だったのです。
その作品の脚本と演出そして出演までやっているのが、カフエマメヒコの代表・井川啓央さんでした。かなり異色の、そして魅力のある方でした。
それが井川さんとの出会いで、そこから一緒にネットラジオを2年近くやったり、トークライブという名の井川さんへの僕の悩み相談会を定期的にやったりしております。
もとテレビマンでもある井川さんと僕の共通点はマスと言うものへの懐疑心かもしれません。そんなに興味ない人にテレビを見てもらったり物売ったりすることにもはや意味があるのか?ということをよく井川さんと話してます。
そして先日、佐渡島さんから、久々井川さんの話が出ました。
佐渡島さんのツイッター↓
そう、佐渡島さんは井川さんに、いつか小説を書かせたいのだ。
彼の独特の視点は、ほんと眠らせとくのは勿体無い!
ということで昨日、井川さんと佐渡島さんとコルクラボの方々、マメヒコのお客さんとブランチミーティングを開始した。
GWの日曜日の朝9時過ぎに集まり、6時間くらい話していた。
その議論の間にも、僕は、美味しいコーヒーの入れ方を教わって、やってみたり。
井川さん、佐渡島さんと話していて、僕が気づいたこと。
それは、なぜこの二人と話していると楽しいか、ということ。
二人は頭がいい。いろんなアイデアが出て、いろんな作品の話をして、いろんな人たちの話をして、それこそ縦横無尽に話が飛ぶ。
でもそんな頭がいい人とは、(僕のバラエティプロデューサーという仕事柄)結構普段会っている。
でもそんな頭のいい人たちと話しているのとは違う、根本的な気持ちよさがこの二人にはあるのだ。なぜかというと、
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