vol.55 『50代の未来展望』

ヨウイチロウのメルマガDIVERSE vol.55 2020年9月2日Full Moon
『50代の未来展望』

ユニバースUNIVERSE(単一の世界)からダイバースDIVERSE(多元的な世界)へ
多視点(バラエティ)でみると、世界はもっと楽しくなる。
それが角田陽一郎の考えるバラエティ的思考です。まさにいろいろなことをバラエティに多元的に多視点で紐解くメールマガジンです。


■Cm■「50代の所信表明」inspired by【「好きなことだけやって生きていく」という提案】

おはようございます。9月になりました。昨日くらいから雨のせいもありますが、ここ東京の都心でも幾分涼しくなってきました。
自分といえば、生と死という怒涛の8月を終え、心機一転、それこそ心を洗って、新規にいろいろ、それこそ前向きに進んで行こうと思っております。
まあ、今回はそんな決意表明なメルマガになると思いますが、お付き合いください!
前号の新月号は、50歳になったばかりで、自分の50代の所信表明でもしようと、それこそこの半年くらいはずーっと考えていたのですが、そんな19日新月に父が旅立ったので、そんな半年考えていた構想はぶっ飛びました。そしてそもそもその半年くらい前(2月?)に考え始めた50代の展望も、ちょうどそのころから勢いを増していくコロナ禍のせいで、だいぶ軌道修正を否が応でも求められました。
そんな中で、さあこれからどう生きよう?
なんかそんな今の心境の変化を綴ってみたいと思います。


■Dm■「漱石から鴎外へ」inspired by【出世のススメ】

最初に思っていた自分の変化は、自分が49歳から50歳になることの心境の変化でした。このメルマガでは何回か書いてますが、僕はその歳になると、その歳の過去の偉人たちは何をその歳でやっていたんだろう?といつも思いを馳せます。49歳というとこの歳で亡くなったのが、まずは数え年で49歳で亡くなった織田信長がいます。「人生五十年下天の内をくらぶれば夢幻の如くなり」という幸若舞の敦盛を好んだといわれる信長が、まさにその50歳目前でなくなるというのは時の因果を感じます。
そして、西郷隆盛。彼も49歳になる歳に西南戦争に敗れて自害しています。西郷どんなんて、だいぶ自分よりおじさんってイメージだったのですが、そんな西郷どんの年齢を超えてしまうなんて、なんて自分の人生なんて平々凡々なんだって思うわけです。
そして、夏目漱石。彼も49歳で亡くなっています。漱石に至っては、彼が『吾輩は猫である』を執筆して作家業を始めるのはなんと38歳。てことは彼の数々の名作はわずか10年余りの間に生み出されているのです。なんか、そんな話を聞くと、自分の無力さにクラクラします。
そんな信長、西郷どん、漱石は、なんと40代で生を終えているのです。

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