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vol.14『“そうなっている”のはワケがある』

角田陽一郎のメルマガDIVERSE vol.14 2019年1月6日New Moon


ユニバースUNIVERSE(単一の世界)からダイバースDIVERSE(多元的な世界)へ
多視点(バラエティ)でみると、世界はもっと楽しくなる。
それが角田陽一郎の考えるバラエティ的思考です。まさにいろいろなことをバラエティに多元的に多視点で紐解くメールマガジンです。

『“そうなっている”のはワケがある』

「地理思考」
「横浜は横の浜」
「カラスはなぜ都市に住むのか?」
「環境と技術で都市は生まれ変容する」

ぜひお読みください!

■CM■「地理思考」inspired by【最速で身につく世界史】

みなさん、おはようございます!
2019年最初の新月です。
今回は今僕が書いている『地理思考』という本のことを綴りたいと思います。
地理思考とは?
僕らの人生は、自分の力でどんなに切り開こうとしても、周りの状態=環境に常に左右される。その呪縛からはのがれられない。つまり人生を斬り開くためには、どう環境と自分を合致させるか?がもっとも大切な鍵になる。
ほとんどの人生で起こることは自分の想い通りにはならない。
若い時には若いという理由で、歳取ると歳取ったって理由で。
ペーペーの時はペーペーという理由で、偉くなっても偉いんだからという理由で。
お金が無くては想い通りにできないし、お金があってもお金じゃできないこともあるし。
ここに、そんな思い通りにならない環境のお手本がある。
それは地理。
人類は、誕生以来、常に環境との因果応報=地理を学ぶことで、進化・発展して来た。
つまり、その人類と地理の関係を学べば、そしてその地理から授かった環境への知見をあなたの人生にフィードバックすれば、あなたの人生の成功の鍵を手にいれたことになる。
つまり、地理思考とは、現在の“孫子の兵法“ともいえる、最強の人生の指南本である。

まあ、最初から大きく出ましたが、そんな思いを込めてこの地理思考という本を書きました。これはまさに今の時代に読んで欲しい本だからです。
21世紀も19年経って、自然でも社会でも世界でも日本でも僕らの想定外のことが色々起こり始めています。
僕は大人になれば未来になればわからないことが減っていくのだと子どもの時には思ってたのですが、実際に大人になって21世紀になって、むしろわからないことがどんどん増えていってる気がするのです。
それは自分自身の問題なのでしょうか?
はたまた人類全体の問題なのでしょうか?
子どもの頃には薄々わかっていたその境い目すらももはやわからないのです。
つまり世界はそんな未来に突入したのです。
だから今までの「こうだったからこうしよう」、「こういう時はこうすべき」的な決まりや発想や生き方に沿ったメソッドは最早悲劇しか生まないのです。一人一人が自分自身でその都度その都度、環境の変化に順応し、環境の変化に即応するしかありません。
そして、そんな環境の激変に呼応して、僕たちの日常の仕事や生活も、まさにいろいろな業界でかつて力を持っていた既存の組織の権力と圧力とが急速に薄らいでいます。今までだったらその組織の権力で封じ込めていた個人への理不尽さが、露わになってきています。
つまり、みなさんの周りの環境の変化が一気呵成にあなたを襲っているのです。
それを見知った時、一人一人がどんな所感を持ちどんな行動を取るか?
その総体がこれからの環境の新しいあり方を形作ると思うのです。

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