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第144段「プレゼンで大事なこと」
大学のゼミ等で久々プレゼンする機会を持って気づいたこと。
プレゼンの時に良い中身を作ることも大事だけど、モニターと自分のPCをちゃんとつなげたりちゃんと発声することも大事だ。学生のプレゼンって前者だけやってればいい的な風潮があることに気づく。社会人って後者こそ必須で、どんなに内容がよくてもクライアントに届かなければ商談が成立しないから。
例えばテレビの撮影現場だと、良い中身思いついても実際のロケ現場でそれが発表&実現しなければ意味が無い。
つまりそれを成立させるためのあれこれ準備がADの過酷な膨大作業なわけで、いい大学出ててもAD通用しない新人の大半はその発表の場の重要な事が何かを大学のうちに理解してないからなのだ。 (僕も若い時分そうでした汗)
中身が素晴らしいならそれを外部にちゃんと届ける。
自分のPCちゃんと繋いで大きな声で滑舌よく時間配分も考えて過不足なく喋る。
このシンプルな事をちゃんと意識するだけでプレゼンってかなり良くなるんだけど、その部分が疎かなのが教育現場で、それが日本のビジネスや社会の展開をも阻害してると思う。どっちが鶏でどっちが卵かはわからないけれど。
で、これらがちゃんとやられないことの大きな原因が、遠慮だったり、引っ込み思案だったり、自分から最初にやらない事が美徳とされてる風潮だったり、目立つと損だと思ってることからくる他人や組織への配慮だったりするから、たちが悪くて闇が深い。