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スマブラの新コントローラーを考えてみた(ギミック自重、開き直り、改良版)

 以前のやつのボタン形状のギミックを自重して、色々と開き直り、良かれと思った改良を加えたものです。

 今回は変更点の話ですので、よろしければこちらもご覧ください。
 特に、アナログ操作関連はボタン配置以外の変更点は無いので、その部分の詳しい説明は今回はありません。

 というわけで上が変更前で、下が今回の変更後です。

 本当に自重版なのかという部分がある気がしますが、とりあえず説明していきます。

ABは指を寝かせてスマッシュ

 フレームが分かるタイプの格ゲー(ノートPCのキーボード)で確認したのですが、指二本でビタ押しをするよりは、寝かせて押した方がまだ実用性がありそうな気配がありました。
 先行入力無しでの使用用途が、ルフレの空Nスマッシュ(空Nサンダーソード)くらいしか思い浮かばないのですが、とりあえずこれで何とか。

 もし指二本ABスマッシュにするなら、下の画像のような案も考えました。

 とはいえ、AとCボタンが離れている方が何かと良い気もするので、この案が良いのかどうか未だに迷っています。

 それはともかく、それ以上に考慮しないといけないのは、普通にAとBを個別に使う場合の使い勝手です。
 レバーレスだけどもうCボタンも出しちゃったし、他のボタンも小さくてもいいかと開き直り、指の移動範囲を狭めるために小型化しました。
 親指と人差し指なら結構繊細な操作も出来ますし、ABは同時押しもあるので、誤爆防止の丸い形状にはそんなにこだわらなくても良いかなと思いました。

 AとBの間を少しだけ開けることで普通のボタンですアピールをして、その中でも限りなくボタンが近い位置にあるので、わずかな指の動きで使い分けできます。
 Aの方がスマッシュで強く押してしまいそうなので、下に配置することでさらにその下のボタンへの誤爆を防止し、ついでにホームポジションへと置きました。
 この距離なら、上に指を動かしてBを押すのもそんなに苦じゃないはず。


CボタンとZの配置

 とにかく斜め一直線に並べて、そこから外れる位置は全て右下に配置しました。
 親指を伸ばす操作より、関節を折り曲げる操作の方が楽そうです。

 Cボタンは一個一個が小さいですが、だからと言って重要なボタンじゃないと言うわけではありません。
 だったらZも同じ大きさでいいかと開き直り、親指の移動範囲を狭めました。
 Cボタン上をホームポジションに定め、少しずれてますが基本的には左右と下にそれぞれのボタンを配置しました。

 他の案として、真ん中のホームポジションにCボタン左で、その右下にCボタン右というのも考えましたが、左右で押しやすさの格差を作るのが何か嫌な感じがしてボツにしました。
 Cボタンはどれも重要ですが、どちらかと言えば上が一番使うかなあと思い、左右も使うけど2個のボタンがあるので使用回数が分散するし、じゃあホームポジションは上と決めました。

 画像には説明がありませんが、さりげなく改良前のZの位置に十字ボタンが移動しています。


どうみても普通の細長いジャンプボタン

 Xはただの細長いボタンです。
 アナログ操作関連を除いて、ギミック的なボタンの形状は全て自重したので、普通のボタンです。
 いや、本当に普通のボタンでしかないのですが。

 というわけでXとYの距離は6mmとしますので、上手くXの下側を滑らせるようにしてからYを押して、練習すれば最速二段ジャンプが安定するんじゃないかと思います。

 改良前にあった同時押しなのですが、よく考えたらこんなコントローラー使おうって人が、普通にショートジャンプが出来ないわけ無いですよね。
 と、開き直りました。
 それに、最速二段ジャンプの練習をしていれば、その最初のジャンプがショートジャンプそのものなので、それでいいやと。
 下手に同時押しに拘るより、普通にこっちの方が操作性も良さそうな気もします。


薬指と小指でシールド

 改良前は基本操作に小指を使うのを渋っていましたが、ここの小指でシールドを使う事にしました。
 薬指と小指のシールドというのはずっと考えていた案でもありましたが、今回は右小指の位置が余ったので置いてみました。

 小指をなるべく使いたくない理由は、他の指に比べて力が入りにくいというのもありますが、小指と薬指を個別に動かそうとするのが難しいからです。
 なので、薬指シールド時に小指も合わせてシールドシフト、などはあまり問題にならないはずです。
 また、DXのガーキャン絶を考慮しても、薬指を離す動作に合わせて小指を押す、という一連の流れで大丈夫だと思います。
 ダメなら、結局はパソコンで配置換えですが。

 一応、中指の動きに合わせて薬指のボタンを縦長にしました。
 小指にまでも影響が無くは無いですが、それほど動かないかなあと思います。
 また、小指は移動範囲が狭いので、上にある十字ボタンへの誤爆の配慮よりも、押せる範囲を広げるために丸い形状にしない方を優先しました。

 それから、小指までが基本操作の範囲だと分かりやすいように、ジャンプとシールドを白いボタンで統一しました。


長めの左小指ボタン

 なぜかこの左小指が空いたので、移動関連ということで右小指から移動しました。

 小指のボタンを押しっぱなしにすると、他4本の指の動きが結構窮屈に感じてしまいます。
 なのでXVIボタンを置くなら右小指だと思ったのですが、他の指に合わせて上下すれば問題ないと思い、ここまで長くしました。
 特に、薬指と連動して動かせれば、かなり手が動かしやすいはずです。

 元々XVIモードはオマケ程度の実用性しかないと思っているので、なるべく押さなくて済む場所に配置したいという意図もありました。
 なので、今回は左小指にしました。


小指の付け根の少し下あたりでボタンを押す

 特に何のギミックも無いただのボタンですので、問題は無いはずです。
 あえて言うなら、大きめのボタンです。

 このボタンを思いついたのは、プロ格ゲーマーのときどさんのYouTubeチャンネルにあった、手のひらでボタンを押すという動画を思い出したのが切っ掛けです。
 右手のひらの左下あたりにボタンを置くことで、押しっぱなし操作が必要なキャラの操作性が格段に上がるという動画です。
 欠点は、押しっぱなし操作が必要のないキャラを使った時に、誤爆が多いという事です。

 これが何かの参考にならないかと、本当の意味でのエアプレイで指や手を動かして検証した結果、小指の付け根の少し下という結論になりました。
 細かい操作には向いていませんが、ボタンを一個押し続けるという面においては問題ないはずです。
 一応、パソコンのエンターキーは普通に押せました。

 改良前の時にも話した通り、アケコンなどはボタンが大きいので、手全体を動かさなければなりません。
 この時は、小指の付け根の少し下の部分は動いてしまいます。
 しかし、今回はなるべく指だけを動かすようにと考えているので、この場合は小指の付け根部分はあまり動きません。
 普通の格ゲー用のレバーレスでも、右手のボタンを左上から右下に斜めになるように配置して指だけ動かすようにすれば、今回のボタンも実用的に使えるかもしれません。

 指だけで操作しようとする時、基本的には手のひらの下側を置いて操作することになるはずです。
 この時、小指の付け根の少し下は浮いています。
 つい指に力が入ってしまった時は、両手のひらの下側の、さらに内側の方に力が入ってしまうはずです。
 小指の付け根だけではなく、手のひら下の外側部分さえも浮いてしまいます。
 つまり、意図的に小指の付け根の少し下で押さない限りボタンを押すことは無く、誤爆がしにくいはずです。

 そして、この小指の付け根の少し下でボタンを押しっぱなしにした時は、逆に手のひらの下側が浮きます。
 小指の付け根の少し下の部分が重心になるので、指の操作も結構安定するはずです。

 ……と、思った通り操作できたら嬉しいですが、実物を使ってみない事には何とも言えません。
 一応、そこそこの自信はあります。
 この部分を操作しやすいボタンと位置付けたので、XVIボタンを左小指に追いやりました。
 たぶん一番使いそうな横Tiltボタンが、方向ボタン関連ということで左手です。


最後に

 一応これで、操作性で気になっていた部分はほとんど解消できました。
 心残りはABスマッシュくらいですが、これはまあ仕方ないのかな。

 というわけで満足しましたので、恐らくこのコントローラー関連はこれで終わりです。
 ここまでありがとうございました。

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