20.ガネーシャから学ぶ成功者の頭の中とは
参考著書:夢をかなえるゾウ
著 者:水野 敬也(みずの けいや)
誰かのいいところを見つけることはできましたか。呼吸レベルで褒め言葉が言える状態まで目指しましょう。
今日は20個目の課題!!残すところあと10個
課題20 人の長所を盗む
本書抜粋)
「ええか、こう考えてみい。マネするんはな、お客さんを喜ばせるためなんや。人を喜ばせるという目的に照準が合うてたら、人のマネすることに恥ずかしさなんか感じひんのや。いや、好き勝手パクってええってことやないで。たとえば同業者のやってることをマネさせてもらうんやったら、それなりに筋通さないかんこともあるやろ。でもな。早う成長して、早う技術覚えて、もっと多くの人をもっと喜ばせたいいう思い、それがないより大事なんや」
本書ではモーツァルト・サムウォルトン・ステーブジョブズの3名が模倣のスペシャリストとして紹介されています。
▶︎ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
オーストリアの音楽家。古典派音楽の代表であり、ハイドン、ベートーヴェンと並んでウィーン古典派三大巨匠の一人。
▶︎サム・ウォルトン
世界最大の小売業者であるウォルマートの創業者。
▶︎スティーブ・ジョブズ
アメリカ合衆国の実業家、技術者、作家、教育者。
アップル社の共同設立者の一人。アメリカ国家技術賞を受賞。
モーツァルトは同じ世代の作曲家を研究したりマネすることで有名でした。サム・ウォルトンは自分の店にいる時間よりライバル店にいる時間の方が長かったと言われるくらい研究熱心でした。スティーブ・ジョブズは側近の人間から『人のアイディアを盗む天才だ』と言われていました。
そもそもなんのためにマネをするのかを考えてみましょう。マネをすることによっていい結果を出すため?早く目的を達成するため??本書ではこのように言われています。
マネをするのはお客様を喜ばせるため。人を喜ばせることに照準が合っていたら、人のマネをすることが恥ずかしいとはならないはず。基本的に多くの人は自分にベクトルが向いていてか『恥ずかしい』とか『気おくれする』など自身のプライドが邪魔をしてマネをしない人が多いです。ベクトルが自分ではなく周りに向けば、人を褒めることも、喜ばすことももっと気軽にできるようになります。
学校で習う必修科目ですら解像度を下げて考えると先人たちが発見した内容を教科書を使ってマネし習得しています。無意識にマネをしていることもたくさんあるはずです。それらを自分の意思で行うのか無意識なのかで対象時間の濃度が変わってきます。
マネをすることで早く成長をして早く技術を覚えてもっと多くの人を喜ばせられる人を目指しましょう。今日の課題は人の長所を盗む。でした。