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2023/08/01 ジャズギタリスト荻原亮さんを見に行きました@福岡市大橋bar柑

最近YouTubeでヘビーローテーションしているジャズギタリスト荻原亮さんが、福岡に来てくれたので、会社の仲間と見に行きました。

過去に僕が小沼ようすけさんのスタッフをしていた時、小沼ようすけカルテット(小沼ようすけ、Kai Petite、岩原大輔、平陸)のライブが、横浜KAMOMEであったのですが、ライブ終盤で小沼さんの名曲Coffee, pleaseをやった時に、遊びに来ていた他のプロミュージシャンたちがステージに乱入しセッション合戦になったことがありました。荻原さんもその乱入者の一人でした!

今回の場所は、福岡市大橋、bar柑。

https://www.facebook.com/bar.kan.fukuokaohashi/

テナーサックス鈴木央紹さん、ウッドベース若井俊也さん、ギター荻原亮さんという、ドラムレスのトリオ編成。

今日がツアー初日ということなので、今後ライブを見にいく予定があり、ネタバレが嫌な方はここから先は読まないか、薄目で気をつけながら読むのがいいと思います🙇‍♂️

19:00過ぎた頃に開演。ステージにギターはまだなく、monoのギターケースだけ置いてありました。荻原さんがステージに来て、そのケースから出したのはGibson L-5!YouTube沢山見てて、荻原さんセミアコに始まりストラト、SG、はたまたFlying Vなどいろんなギターを弾いているのを拝見していましたが、こんなオーセンティックなジャズギターL-5が来るとは!荻原さん x L-5は見たことない!

L-5、めっちゃめちゃシブかっこよかったです(笑)

荻原さんがステージにいる時以外、途中の休憩中でも、L-5さんは常にmonoのケースにしまわれていました。僕が荻原さんのステージをちゃんと見るのが初めてなので、荻原さんはどのギターに対してもそうなのか、L-5さんが特別なのかわかりませんが。

足元は、ジャズコーラスの上に置かれたリバーブエフェクター1個のみ。エフェクターも駆使するイメージがあったので、意外でした。

そして荻原さんのプレイはというと、めっちゃくちゃかっこよかったです。特にアドリブソロが気持ちよかったです。ずーっと聴いていたかった。

僕の個人的な感想で、すごく端正なプレイだなと感じました。人によってはこの感想を悪い意味で捉えるかもしれませんが、僕としてはもちろんとてもポジティブな意味でそう表現しています。詳しいことはよくわからないけど、なんか綺麗な感じがする。とにかく聴いていて心地よいんです。でも、要所要所で琴線に触れてくる。

特にグッときたポイントを敢えて挙げるすると、アドリブソロで低音弦から一気に高音に力強く上昇するフレージングとか、L-5をWes Montgomeryみたいにサムピッキングでアドリブを弾き切ったプレイが特にグッと来ました。

そのサムピッキングに関しては、一緒に見ていた友達がライブ後、「荻原さんがピックを口に挟みながら、親指でエロくソロを弾いていて、途中手を口のピックに持っていったからピックを手にすると思いきや、取るのをやめてそのまま親指弾きを続けたのがよかった」と超マニアックなことを言っていたのですが、まさか同じことを思ってた人がいたとは…というのが僕自身の感想ですw

荻原さん、寡黙な方という勝手な先入観を持っていたのですが、終演後に声をかけてみたら、すごく気さくにお話ししてくれました。

コロナになってから福岡が遠ざかっていたみたいですが、今後頻繁にぜひ福岡に来ていただきたい!

今後もスケジュールチェックしよう。
https://ryoogihara.jimdofree.com/schedule/

セットリスト(曲名テキトーなところがあります)

<1st>
So Many Stars (Sergio Mendes, Alan Bergman, Marilyn Bergman)
Milestones (Miles Davis)
Dreamsville ?
The Masquerade Is Over

<2nd>
Sweet Lorraine ?
Emily (Bill Evans)
Violets for Your Furs ?
Hallucinations (Bud Powell)

<Encore>
不明

Emily, Hallucinationsよかったなー。

いや、僕にサポートだなんて...僕にお金渡されても楽器に使ってしまうので、、、あなたのお金はあなたのために使ってくださいw