「9割の社会問題はビジネスで解決できる」を読んだ(ボーダレス・ジャパン社長 田口一成さん著)
読む前の期待
果たして少子化、国際紛争は9割に含められるのか?
僕も不条理な世の中を改善したい思いはある。何かできることがあるのだろうか。
感想3つ(4つになっちゃった)
事業の目的をお金ではなく、社会問題の解決にしているのはすごい勇気
口だけではなく、それを実現するだけの仕組みづくりをしていることに敬意を表したい。
「伸びている業界を狙え」という世の中のアドバイスには与しないのがすごい。
バングラディッシュの人に「第二の神様」と言われるほど感謝されている。それほど誰か困っていた人の生活、人生を助けたというのは、とても羨ましいと思った。
マーケティングの事例として勉強になった
前回の良書探究会で森岡毅さんの本を扱い、それをベースに勉強会もやるなどマーケティングの基礎を押さえた上で、今回の本を読んだので、わかりやすかった。例えば↓
アンケートではなくヒアリングをせよ。
なりすましせよ。(森岡さんの教えと合致)
課題からすぐに解決策を出そうとするな。原因を特定せよ。
会社のカルチャーの話が示唆的だった
ボーダレス・ジャパン同様に自分の会社Fusicにも素晴らしいカルチャーが醸成されているのは、改めて本当にすごいなと思った。今後Fusicも何らかのブランチが増えるかもしれない?その時カルチャーをどうするのか?保つのか、本書のように捨てるのか?
合議制もFusicの採用に似ているなと。
田口さんは将来政治家を育むシステムを作るという。1割のビジネスで解決できない社会問題である少子化だったり、国際紛争だったり、この辺りをもボーダーレスジャパン並に優秀な人たちが取り組んでくれると想像するととても心強い。期待したい。
アクションアイテム
自分もいつか社会問題に取り組む機会を伺う。
僕は、買い物はその商品そのものだけでなく、誰から買うかということを意識しているが、今後も継続したい。
ボーダーレスジャパンは起業家を増やすフレームワークが存在する。ビジネスモデルシート、事業計画書など。うちの会社にもフレームワークを増やしたい。
技術評価制度のは作った!
PM業務マニュアル:初めてのPM業務で結構困った。何を困ったか、どんなことをしたか、書き残している。
仕様書:世利さんがまとめてくれた仕様書がすごくて、世利さんの示唆もあり、これをベースにフォーマット化したい。
いや、僕にサポートだなんて...僕にお金渡されても楽器に使ってしまうので、、、あなたのお金はあなたのために使ってくださいw