D'Addario ECG24を試してみた(011、フラットワウンド弦、3弦巻き弦)
久々に触ったES275が、チューニングしても、オクターブチューニングしても、ピッチに違和感がありました。経験則から、そういう時弦が死んでいる可能性が高いので、弦を変えることに。
その時、張っていた弦はこちら。ES275には、ずっと012を張ってきていたのですが、おそらく初めての011。ラウンド弦。
当時の用途がPOPS系だったので、これを選択したのですが、割といい感じでした。
ただ3弦がプレーンであることに気づきました。「3弦プレーン」と言うと、いつも小沼さんを思い出します。小沼さんがあるイベントのYouTube動画の中で「3弦のプレーンが苦手で…」とおっしゃっていました。小沼さんがなぜ苦手なのかは存じ上げませんが、個人的にはプレーンの方が錆びやすいのでそれもデメリットだなと思っています。
今回はジャズ寄りのソロギターをメインにやりたいので、フラット弦を検索。トマスティックも好きですが、モノは試しと思って初めてのダダリオ ECG24を選択してみました。
さて、使ってみての感想ですが、低音弦が太すぎるなと感じました。
特に今回僕が主にやりたいのはソロギターなのですが、ソロギターはネック全体を握って押さえることが多いです。弦が太ければ太いほど、その分押さえる力も必要になります。なので、自分には合ってないかもと思いました。ソロギターでなくても、低音が太いの苦手なんですよね。弦の太さだけでなく、低音域がブーストされすぎてブォーンってなった音も苦手です。
先に紹介したこの前に張っていた048のラウンドのEPN115のほうが良かったかも。たった02しか変わらないけど、こんなにフィーリングが変わるものなのか?
両弦セットのゲージ比較。
EPN115(round) 11,14,18, 27,37,48
ECG24(flat) 11,15,22w,30,40,50
ひょっとしたらフラットはラウンドと同じゲージでも、ちょっと太めに感じるのかな?
と、否定的なことばかり書きましたが、まぁ慣れの問題もあるのかも。しっかりとテンションを感じる弦なので、弾き応えもある感じがします。もうちょっと使ってみよう。