トップジャズプレイヤーTOKUさん in 南仏

2月13日木曜日、日本が誇るトップミュージシャンのTOKUさんがヨーロッパレーベルでの初のアルバムを発売ツアーで、南仏にやっていらっしゃいました。南仏と言ってもマルセイユでもなければ、エクスアンプロヴァンスでもなく、ニースでもなければ、アヴィニョンでもありません。Luynesというマルセイユとエクスの間の、エクス寄りの村。なんでも、オーナーがフランスジャズ界では名の通った方らしく、元々パリでライブハウスを経営されていたこともあるんだとか。めちゃくちゃ優しそうな人でした。で、幹線道路と自然と大きな家しかないこの街にポツンと存在するこのライブハウスが、キャパ150人らしいのですが、なんと満席でした。TOKUさんは「いやー、バンドメンバーが凄いミュージシャン揃いだからね」と謙遜されていました。

ライブは21:00スタート。平日なのに遅いな、さすがフランス？(笑)

Arnaud Dolmenのライブでもそうでしたが、ライブが始まる前にライブハウスの人がステージにまず立って、挨拶とミュージシャン紹介がありました。

一部は、カルテットで妖艶な雰囲気中心のステージ。二部はサキソフォニストを加えてクインテットでノリノリな感じ中心のステージでした。

こちらTOKUさん初めてのフランスレーベルからのCD、「TOKU IN PARIS」です。終演後、フランスのお客さんがどんどん買って、TOKUさんに写真やらサインやらを求めていました。

TOKUさんがバンドメンバーが豪華だと話していたと書きましたが、特にドラマーのAndré Ceccarelli（アンドレ　チェッカレ）さんは、レジェンド級の方のようです。終演後も人がちょいちょい群がっていました。