意外と知らない「年金:GPIF」の解説
GPIFとは、年金積立金管理運用独立行政のことです。
年金(公的年金)って?
「歳をとって働けなくなる」「病気や事故で障害を負う」「一家の大黒柱をなくす」などの人生のリスクに備えて、国民みんながお金を出し合う助け合いの仕組み(保険制度)です。特に日本の社会においては、高齢者の暮らしを生涯にわたって支えるものとして、とても大切な役割を果たしています。
GPIFのご紹介
GPIFは厚生労働大臣から寄託された年金積立金の管理・運用を行い、その収益を国庫に納付することにより、年金財政の安定に貢献する組織です。
現役世代が納めた年金保険料のうち、年金の支払いなどに充てられなかったものが、将来世代のために積み立てられています。この年金積立金が約100兆円(過去の納付分)。
GPIFはこの年金積立金を、国内外 の資本市場で運用して増やしています。増えたお金は約100兆円(積立金の運用益)。合わせて、現在、約200兆円(現在の年金積立金)。
年金積立金の運用収益や元本は概ね100年の年金の財政計画のなかで、将来世代の年金給付を補うために使われます。年金財源全体のうち、積立金からまかなわれるのは約1割です。
現在は、日本国の公的な年金でさえ、投資運用される時代。
もう株を、「危ない」とか、「博打」「ギャンブル」と、言われる時代は、終わりました。
年金も投資されている
と、いうことで、日本国の年金でも投資をされています。
では、どんな投資方法を行なっているのでしょうか?
それは、
⚫︎長期投資
⚫︎分散投資
です。
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