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株主優待に日本文化が関係している??

皆さんも3月決算先の株主優待届いている頃ではないでしょうか?
配当やキャピタルゲインももちろん嬉しいですが、長期保有をメインとしている僕にとっては最高のご褒美だと思っています!

今回の記事では「株主優待のすすめ」と
手元に届いた3月決算の株主優待について書いていきます!

◯株主優待のすすめ

株主優待株のメリットはこの2つ!

①世界株にはない日本株ならではの制度を堪能できる!
②株価下落時にも損益のバランスが取れる

①日本株ならではの制度を堪能できる!

株主優待って日本独自の制度なのってご存知ですか?
アメリカを始めとする世界の株も配当はあっても株主優待はないんです!

元々お歳暮やお中元を贈り合う風習が起源となっているとか・・・
日本は土地が狭く、配送コストが高額にならないことも一因みたいです!
優待に文化や土地が関わっていたなんて面白いですよね。

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アメリカなどの世界株は株主優待がない分、配当の回数が日本よりも多いようです(年4回他)。配当金の割合も違うので一律には言えませんが、
せっかく日本株に投資するなら「株主優待」がある日本株に投資しないと、もったいないかもしれないですね。

②株価下落時にも損益のバランスが取れる

まず抑えておきたいのが、企業から株主への還元は以下です。

直接的な還元・・・「配当金」「株主優待」 インカムゲイン
間接的な還元・・・「株価高騰による売却益」 キャピタルゲイン

企業の業績が厳しくなると当然ながら「配当金」や「株主優待」の改悪や廃止が発生することになります。
今回のコロナ禍でも株主優待の新設を廃止が上回ったというニュースも出てましたね。

3つの還元を全てもらえることが、もちろん最大限の利益です。
もし「株主優待」がない場合、株価下落時にはすべての還元を失うことになります。そういう意味で「株主優待」はクッション的な役割を果たしてくれます(株主優待がない分増配するというケースが多いので)。

今は一時的に業績が厳しくなっている会社であっても、長期的な目線で株を保有し続けたいと思う株主にとっては嬉しい制度です。
※本当に業績が厳しい企業は、両方とも廃止の可能性がありますので、業績等企業の動向には常に注意してください。

お待たせしました!届いた3月決算先の株主優待ご紹介します!

◯オリックス(8591)

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株価     :1,898.0円
優待獲得株数 :100株以上
配当利回り :4.10%
株主優待 :カタログギフト(5,000円相当)
総合利回り :7.24%
(長期保有3年以上の場合)
株主優待 :カタログギフト(10,000円相当)
総合利回り :10.0%

優待好きの投資家の中でもかなりの人気銘柄です。
株主優待はカタログギフトになります。(株主カードで受けられる優待もありますが公式サイトを確認してみてください!)

Aコースは10,000円相当(3年以上継続保有の場合)
Bコースは5,000円相当(通常)
長期保有で10.000円相当のギフトを選ぶことができます。通常の総合利回りが「7.24%」、長期保有の場合は驚異の「10%」になります。

現金に勝るものは無いとも言うので「配当金」も欲しいし、「株主優待」も欲しいという欲張りなあなた・・・
この株は投資することでその両方を味わうことができるかも?

◯ユナイテッドアローズ(7606)

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株価     :2,158円
優待獲得株数 :100株以上
配当利回り  : 0.88%
株主優待   :優待買物割引券(15%割引)
総合利回り :ー

コロナ禍でトップ企業が倒産するなど、苦戦が続くアパレル業界ですが、ユナイテッドアローズは今年も株主優待の内容は変わらず継続されています!

配当利回りが記載していませんが、株主優待は、“「ユナイテッドアローズ」などで使える優待買物割引券(15%割引:2枚~)”なので、商品の購入金額によって変わります!
優待買物割引券は、自社運営店舗のほかオンラインストアで利用でき、1枚の利用上限金額が25万円となっています!
つまり・・・優待利回りは15%を超えることも!

普段からユナイテッドアローズ系列の店舗で買い物する人にとっては、おすすめの株主優待です。

◯まとめ

3月決算先の株主優待をきっかけに株主優待の魅力についても触れてみましたがいかがだったでしょうか?
短期的な売買や配当についつい目が言ってしまいがちですが、株主優待も立派なリターンです!株主優待でも投資を楽しんじゃいましょう!

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!

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