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日記:23.01.16 テレビのビジネスモデルを再評価する

完全に日記をさぼってしまっている。仕事がやや忙しいのもあるがそうでない日も書けてない。

今週末、SFL(ストリートファイターズリーグ)のグランドファイナルがある。例年、配信チケットを買って見ていたが、今年はその日に予定がありリアルタイム視聴できないので買っていない。

eスポーツ、特に格闘ゲームの競技シーンとお金の話で「見たいなら金を払え」的なことを視聴者が視聴者に言って言い争っていることがあるが、個人的にはそこまで賛同できない。

もちろん、好きなものに金を落として居場所を守るみたいな理論はわかる。が、そもそも、視聴者全体でいえばライト層のが多いわけで、そういう人たちにそこまでのモチベを求めるのは酷だと思う。

例えば、自分は割とサッカーが好きだが、子供の頃にJリーグや海外サッカーや日本代表の試合のテレビ放送が有料だったら、今ほど興味を持てていたか微妙である。

つまり、「無料だから観るもの」というのは必ずあって、むしろ、「お金を払ってまで観たいもの」の方が少ない気がする。

では、Jリーグや日本代表の試合がなぜ無料で見られているかといえば、テレビ局がJリーグやJFLに放映権料を払っているからだと思う。つまり、視聴者の代わりにテレビ局がお金を払うことで視聴者が無料で観られているという構造だ。テレビ局は高い視聴率が見込めるコンテンツを放映することでその枠の広告を募ってお金を回収する。そして、広告主は多くの視聴者に宣伝ができる。
つまり、誰かが割りを喰っているわけではないのだ。

一方で、SFLの普段の無料配信は今年でいえば、Twitchと YouTubeという動画配信サイトによる放送だけで、配信によってお金がもらえる構造ではなかった。YouTubeの場合、広告なんちゃら料はもらえるかもしれないが微々たるものだろうし、Twitch、YouTubeともに視聴者からの投げ銭機能もあるが、それもそこまで大きな収入源にはならないはずだ。
つまり、現状はSFL側が割りを喰ってるということになる。

じゃあ、SFLもテレビでやればいいんじゃない?と思うが、SFLおよび格闘ゲームの認知度や集客力がサッカー日本代表ほどにはないのでテレビ局が放映権料を払うまでには至っていないのだろう。

とはいえ、今年のSFLの視聴者数は結構いたし、来年はスト6のスタート年でストリートファイターの注目度が改めてあがりそうなので、テレビ局あるいはAbemaなどのインターネット放送局で放映されることに期待したい。

そもそも、トパチャンや獣道とかもAbemaに入っていいと思う。それだけの魅力が格闘ゲームにはある。



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