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日記:23.02.05 ニュートラル

ニュートラルの有効性。
ガードを入れるのではなく、
前に歩くのでもない。
どちらでもなく、
どちらにも行ける。
方向性を決めた方が分かりやすいから、人は大概、方向性を決めたがるが、状況によってはニュートラルが最善な時もある。

抽象的な話をしてばかりでもしょうがないので、今回のヘッダー画像について解説しておく。
今回のヘッダー画像は多摩美の統合デザインの卒展で見た「愛着」という作品の一部である。

この作品では、誰かの愛着のあるものを謎の水溶液の入った容器に入れているのだが、私はこの作品を見ていた時、変な角度から写真を撮ろうとしたところ、手をすべらせて、その水溶液の中にスマホを落としてしまった。

いわゆる水没ってやつだ。
ヘッダー画像のスポーツボトルと一緒に私のスマホもホルマリン漬けみたいにされてしまった。
元からこういう作品だったみたいで、これはこれでありだなとか思ってしばらく見てしまったが、よく考えると自分のスマホだったので、ハッと気を取り戻して、早く救出せねばと思った。

作品に手を触れないで下さいマークがあったのでさすがに迷ったが、周りに係りの人がおらず、早く救い出さないとスマホが壊れてしまうので(すでに壊れてる可能性も高かったのだが)、水溶液の中に手を突っ込んで、スマホをサルベージした。

サルベージしたスマホを触ってみたところ、なんと奇跡的に問題なく動いたのでひと安心。作品も壊れたりせず、元の状態のままで一件落着となった。

最近のスマホって耐水性すごいんだなと思った。
って、ぜんぜん最近のじゃなくて、iPhone 7なんだけど。
ちなみに、その後もしばらく使ってて全く壊れている様子はなかったが、バッテリーもへたっていたし、これを機にスマホを買い替えようと思って、昨日から新しいスマホにした。

愛着はなくはないが、今年は断砂利したいので、できたらどっかで売る予定。

※作品については、この記事の末尾の画像群をご参照ください。

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