円環する絵本　2021/05/24

日記

・今日は本当になにもやっていない。さっき爪を切ったくらいしか人間らしいアクションをしていないぞ。

・自分は爪が伸びるのがかなり早いかもしれない。一週間に一度は切っている気がする。

・小学校低学年のときに授業で作ったオリジナル絵本が出てきたので、読んでみたら、意外とちゃんとお話になっていてびっくりした。

・巨大な金庫を開けようと兄弟が奮闘する話。金庫は途中で開くのだが、中の物を取りに行った兄が金庫に閉じ込められてしまう。なんやかんやあって弟が再び金庫を開け、兄を助け出すと、中には「来年もやろうね」と書かれた紙だけが残されていて、兄弟たちが首をかしげる場面で終わる。ここで本当に終わりなら意味不明なオチなんだけど、本を閉じて、裏表紙を見ると「最初に戻る」という一文が書かれていて、実はこの絵本がループしていることがわかる。金庫は過去の自分たち自身が用意したもので、1年前にも同じことが行われていたのだ。

・クリストファー・ノーランみたいなオチで笑うと同時に、私のループエンド好きってこんな昔からだったのかと驚いた。変わんね〜〜〜〜。本題である「金庫を開ける」ことが途中で解決して、しっかりそこからもう一つ展開が用意されているのも、たぶん意識せずにやっていたのだろうからすごい。

・他にも本筋とは関係なく、隠しキャラを見つけよう！みたいなコーナーがあったり、Tシャツの文字が場面ごとに違ったり、8ページしかないのに結構頑張って人を楽しませる努力をしていて偉い。

・あと、絵が今の自分よりも上手くてなんだよと思った。未来の自分を気遣って下手であれよ。

・子供にしてはそこそこちゃんとしてるのに誰かに褒められた記憶も、作ったときの記憶も全くない。ただ、これで褒められてたら、たぶん調子に乗って円環構造になるお話をたくさん作ってたと思うから褒められなくてよかったかもしれない。

・今の自分、下手すぎる。

・ワヒロのみんなが書いた授業ノートをグッズとして出してくれないかなと、ふと思った。伊勢崎くんあたりのノートに上の画像みたいな落書きがたくさん潜んでそう。

・たぶん、ワヒロの世界って授業でイーターのこととか習うと思うから、ワヒロ世界の一般人生徒が書いたノートを捏造してみても良いかもしれない。