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あばたろう 2023/02/26
日記
・ドンブラザーズが終わった……。
・ドンブラザーズ、脳人、ムラサメ、全員の物語の決着をたった30分しかない中で描き切っていて圧巻の最終回だった。1話の時点では、いや先週の時点も、ここまでしっかりとした「めでたし めでたし」なエンディングになるとは思っていなかった。まさしく、ドーンとハッピーエンドだ。おでん屋台のシーンでは朝からビシャビシャに泣いた……。
・全てのセリフが良かったけど、中でもはるかの「人間が好きになった」という言葉は特に感動した。人の欲望が暴走して生まれるヒトツ鬼と戦ってきたドンブラザーズが最後に「ドンブラザーズになって、前より人間が好きになった気がする」と言ってくれたのは最大の人間讃歌だと思う。中でも、はるかは盗作疑惑でクラスメイトに掌を返されたり(本人は全く気にしていないが)、赤の他人が辞めたドンブラザーズを引き継いだせいで色んな重荷を背負わされていると実体験を伴って知っていたり、一番人間の暗い側面に振り回されてきたのに……。この1年間ドンブラザーズを見てきて良かった!!と心の底から思える一言だった……。
・あと、「マスターが何者で、なぜ"あの"五色田介人と同じ姿なのか」という謎に、割としっかりしたアンサーのようなものを出してビックリした。たぶん、設定として決まっていたわけではなくて、"そういうことにした"のだろうけど、演出で匂わせて明確に答えないのも風流だし、メタ的に考えても綺麗な理屈だしで痺れた……。
・TTFCの座談会記事で書かれていた、「ドンブラは1話1話が面白くて、それが結果的に『暴太郎戦隊 ドンブラザーズ』という作品自体のマクロな面白さに繋がっている」という特徴は本当にその通りで、スマホを握りしめてそうなんす!!!!と全力で頷いた。去年のゼンカイもそうだったから、面白い作品というのは得てしてそういうものなのだろう。
・それに、何よりも1話1話の面白さというミクロな単位を形作っているのは、あの世界でキャラクターが話し、動き、関わり合い、生きていることだ。ドンブラはその「人間が生きている」という根本的な部分の魅力が大きかったから、作品自体がどんどん面白くなっていったんだろうなぁと思う。うっとりするほどすごい作品だ……。
・あ〜〜〜ドンブラザーズ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!好きだ〜〜〜〜〜〜〜!!!!
・1年前までは影も形もなかった『暴太郎戦隊 ドンブラザーズ』という作品が今はこの世にあって、この先も存在し続けるのって途方もないくらい素晴らしいことだな。当たり前のことだけど、当たり前じゃない……あっ。当たり前じゃねぇからな!!!!
・ドンブラのことばかり書いているけど、ギーツも今かなり盛り上がってきていて面白い! 日曜日の朝が楽しい!!!生きてて楽しい!!!嬉しいねぇ……。
・1日中ドンブラ……ドンブラ……と呟きながら、昨日届いた牡蠣をフライにしたりした。
・おでん食べたいな。