南総里見八ペン伝 2021/12/03
日記
・謎の女にナイフで腹部を刺される夢を見て、「あ、死ぬかも」と思った瞬間に起きた。刺されるというか、すでに刺さっているナイフをぐっと押し込まれるような感じだった。刺されたことなんて一度もないのに、血が溢れてくる感覚とか、傷口が焼けるような感覚がちゃんとあったから不思議だ。起きてしばらくしても夢の中で刺された部分がジンジンしていた。
・友達に頼まれて、ナイキの新作スニーカーの抽選販売に朝っぱらから協力した。話を聞いたときはスニーカーの抽選販売ってなんだよと思ってしまったのだけど、いま、スニーカー人気は留まるところを知らず、ほとんどの新作はアプリを通して抽選販売されるらしい。そして、その競争率も異常に高く、スニーカー好きはだいたい周囲の人に協力してもらってなんとか手に入れているそう。
・私は「抽選」のギャンブル性が好きだから喜んで引き受けた。当たろうが外れようが自分には損も得もない抽選、最高。醍醐味であるドキドキ感だけを味わうことができる。
・ナイキの抽選はエントリー期間が10〜30分ほど(商品によって異なるらしい)とかなり短く、その間に参加する必要がある。しかも、ナイキにはエントリーが早い人から優先的に抽選していく「先着抽選」というシステムもあり、普通の抽選なのか先着抽選なのかは事前にわからない(たぶん)。そのため、抽選なのにエントリー開始時刻前からアプリに張り付き、始まった瞬間に申し込む必要があるのだ。なんだそのシステムは。普通に抽選せんかい!!!!
・今回は普通の抽選でエントリー期間も余裕があったが、マニアの人はこれを新作が出るたびにやっているのだから大変だな。ここ何年かのフィギュアやプラモデルの入手困難さを思うと、公式で抽選販売を行って公平性を保っているだけでも偉いが。
・そんで、私はがっつり外れた。受付終了から結果発表まで10分くらいしかかからなくてビックリしたな。
・夜、この前出し忘れたビーズログのはがきを出すついでに業務スーパーへ行った。例の生放送で話題になっていた馬肉やらオムライスやらが気になって……。
・初"業スー"でビビリ倒していたのだけど、割と一般のお客さんもいて安心した。ここはシロウトの来る場所じゃねぇよ!!とか言われたらどうしようとか真面目に考えていたので。ただ、店内の薄暗さとかは「業務」という感じで緊張感があった。仕入れに来てるような人も何人かいたし。邪魔にならないようにコソコソ買い物していたから、万引き野郎だと思われていたかも。
・帰りに、ファミマで例のプリンを買った。
・ひっくり返るくらいおいしかった。プリン本体がおいしいのはもちろん、別添えのカラメルソースもすごい。カラメル特有の苦味を極力抑えていてプリンの自然な甘みと完全に調和している。食べながら自然と「え、なに……怖っ。嘘……うまっ」とか呟いてしまった。かなりお高いケーキ屋さんで売られていてもなんの疑問も抱かないと思う。
・コンビニスイーツのレベルどんどんおかしくなってるな。AIの進化よりも早い。そろそろ誰かが身を挺して止めないと人類に反旗を翻すかも。
・ペンケースの中に黒の単色ボールペンが8本も入っていた。なぜ。私のペンケースの中でボールペンの交尾が行われているのか? 怖い。 南総里見八犬伝になぞらえて右から、仁・儀・礼・智・忠・信・考・悌の玉を持っているということにしようかな。
・知らないうちに同じものを溜め込むの、私のクセなのかもしれない。前もカバンの中から使った記憶のないクリアファイルが6枚くらい出てきた。
・あ、ちゃんと日記に書いてる。そしてタイトルの「産まれるクリアファイル」から、今と全く同じ想像をしていたことがわかる。お前が入れたんだよ。成長してくれ。
・ボールペンといえば、この前ペン立てからなんとなく取った青いペンに「白星第一学園」と書いてあって、こんなグッズ買ってないぞ……と戦慄した。が、よくよく考えてみたら前にワヒロの学校ノベルティを自作したときのやつだった。そういえばそんなの作ってたな。