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FPSチュリトス 2024/10/13

日記

・べらぼうな睡眠をしてしまったので、釣り合いをとるため昼前に起きた。夕飯も食べずにひたすら惰眠を貪っていたせいで、お腹がぐ〜チョコランタン。昨晩の夕食は私のリクエストでしゃぶしゃぶにしてもらったのに、それを食べずに寝てしまったのだった。

・起きて、家族が残しておいてくれたしゃぶしゃぶを一人で食べる。うますぎる。しゃぶしゃぶってどうしてこうもおいしいのか。隔日しゃぶしゃぶでも全然苦ではないな。むしろうれしい。

・お店で食べるしゃぶしゃぶもおいしいけど、私は家でやる雑なしゃぶしゃぶが特に好きだ。肉の上質さや、野菜のみずみずしさより、いつも使っているポン酢とゴマダレで食べられることが何よりも重要だ。


・日曜日にやるべきことをこなし、夜になってから映画を観に行った。

・上映開始まで時間があったので、売店でチュリトスだけを買って食べた。TOHOシネマズのチュリトス、かなりおいしい。

・おいしかったから一人称視点の写真も撮ってしまった。

・時間があるからと買ったチュリトスだったけど、ストックが切れたから新しいものを焼くのに時間をくださいと言われ、食べ終わった頃には映画鑑賞時用の飲み物を買わないと上映に間に合わないくらいの時間になっていた。食べ終わってすぐに売店に並んだので、まとめて買えやと思われたことだろう。


・『悪魔と夜ふかし』を観た。

・1977年のハロウィン。アメリカの生放送番組『ナイト・オウルズ』では視聴率競争で巻き返すべく、霊能力者や超常現象バスターをゲストに迎えたオカルト特集が放送されていた。不可解な現象が立て続けに起こり、番組の熱は高まってていくが、「悪魔の生出演」として悪魔憑きの少女が登場したことを機に番組は変調をきたしはじめ、恐ろしいエンディングへと突き進んでいく……というおはなし。

・実際に放送された番組のマスター映像に加えて、生放送の舞台裏を映した映像が挿入されるファウンド・フッテージものだ。セットや音楽、映像の質感など、70年代のテレビ番組の雰囲気が完全再現されていて、フィクションだとわかっていても「ヤバい映像を見ている」という感覚が強く喚起された。生放送の番組が悪魔憑きの少女のせいで大変なことに……!とあらすじはシンプルだし、少女の登場までもそこそこ引っ張るのだけど、番組の雰囲気づくりだったり、この後に何が起きる!というワクワク感だったりで全く退屈はしなかった。変な映像や変な状況を味わいたい人にとっては大満足の一本だと思う。

・よくできたファウンド・フッテージものでありつつ、同時に邪教系ホラーとしてもよくできていて、序盤に映し出される謎の儀式の様子などはそそるものがあった。ちゃんとバックグラウンドが作り込んであるから、「悪魔」というシンプルな題材でもじわっと染み出すような怖さが保たれている。

・それにしても、最初の配給会社とか製作会社のロゴが出る時間が妙に長くて笑ってしまった。これでいよいよ本編スタートか?と身構えると、新たな会社がかっこいい映像をみせてくる。現実に存在しない会社が紛れているという演出なのかとも思ったけど、全部実在する会社らしい。


・夜のペニンシュラホテル、怖すぎる。


・東京って夜の21時からでも映画観に行って、余裕で帰ってこられるのが良いな。文化資本の豊かさは東京の一番の長所だと思う。他の短所を補って余りあるほどの魅力だ。

・こういうことは、文化資本が豊かな東京VS文化資本が貧しい地方みたいな対立構造に回収されてしまいがちで、なかなか声を大にして言いにくい部分があるけど、お国自慢として言っていきたい。水がおいしいとか、歴史的建造物が多いとか、そういうことと同じ意味合いだ。

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