君の引き際 2023/07/20
日記
・今日は結構歩いたぞ!と思って、スマホの歩数計を確認したら1万5000歩だった。具体的な数字にされると少なく感じてしまう。
・友人に誘われて秋葉原までカレーを食べに行った。大盛りが有名なお店で、友人は大食いにチャンレンジしたかったらしい。
・あなたも当然チャンジしますよね?みたいな目線を投げかけられたけど、無視して普通のほうれん草カレーを食べた。おいしかったから、大盛りにしなくて良かったなと心底思った。おいしいものを苦しんで食べたくない。
・帰りにクレーンゲームをやってしまった。最初はカービィのぬいぐるみを狙って、そうお金をかけずにとれたのだけど、その後がマズかった。
・シャニマスの浅倉透先生のフィギュアがあり、余った小銭でとれるかな〜と軽い気持ちで挑戦してしまったのだ。これがまぁ悲惨な結果を招いた。最初の5回くらいは順調に進んだものの、そこから一向に状況が好転しない。私は残り少なかった所持金を使い果たし、見かねた友人がバトンタッチしてくれたが、それでも行きつ戻りつを繰り返すだけで事態は変わらず、結局完全に敗北した。クレーンを操作しながら、どんどん生気が失せていくのが自分でもわかった。
・敗北の跡。
・損切りを覚えよう。あと、予算を決めることも。もうクレーンゲームで吐きそうになりたくない。
・意気消沈して電車に乗ろうとしたら、電車賃すら使ってしまったことに気づいて、情けなくも友人にお金を借りた。絶望的に頭が悪い。
・帰りに本屋に寄って、芥川賞を受賞した『ハンチバック』と候補作になっていた『## NAME ##』を買った。現金は使い果たしていたので、図書カードなどをうまいことやり繰りして支払った。本も、まさかクレーンゲームで所持金を全部溶かした人間に買われるとは思っていなかっただろう。ごめん。
・芥川賞は特段注目していたわけでもないのだけど、ニュースで「『当事者表象』に踏み込んだ作品である」という話を聞いて興味が湧いた。候補作の方の『## NAME ##』はタイトルが示す通り、夢小説が話の核になっているらしく、前から気になっていた。
・私は本屋の店員さんにミーハーだと思われようがなんだろうが気にしないぞ。実際そうだから。
・芥川賞作品って短編〜中編のものを単行本にしているからなのか、全部文字が大きくて嬉しい。