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信頼を信じない 2022/09/08

日記

・歯医者の予約を再びすっぽかしてしまった。

・そもそも、旅行の翌日に朝イチから歯医者の予約など入れるべきでなかった。忘れるに決まっている。でも、予約したときはいける自信に満ちていたんだ……。本当に自信ほど信じられないものなどないな。自信は自分に対する信頼ではなく、ただの見栄だ。自見栄。自見栄料理。


・神速一魂のCDを買いに秋葉原へ行った。歯医者をすっぽかしたくせに……。

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・そのついでに、私が全幅の信頼を寄せている方(本当に)が紹介していた『あちらこちらぼくら(の、あれからとこれから)』という漫画を買った。

・恋愛漫画で、ある理由から疎遠になっていた高校時代からの友人同士の恋を描いている。いや、恋というよりも、愛を描いていると言った方が正しいかもしれない。2人の間に流れているのは恋に間違いないと思うのだけど、どちらも自分の恋愛感情を発露させることよりも、相手がどう感じているかということに重きを置いていて、この関係性がすごく良い。自分がこうしたい!と思っても独断で進まず、必ず相手との対話と了解を経ているし、そこに至るまでに相手を思う緻密な思考を働かせている。1人で恋愛をする人が2人いるのではなく、ちゃんと2人で恋愛をしている。

・それはそれとして、かなり破廉恥なシーンがあってビックリした!! おい!!スケベすぎるだろ!!! 今、家にある漫画の中でいちばんスケベかもしれない。

・でも、そういうシーンが、2人の日常のある一場面として描かれていて良いんす。そういうシーンのために2人がいるのではなく、2人がいるからそういうシーンが生まれている感じ。スケベの道具として人間が生きているような漫画ではないし、それが関係性のゴールに設定されているわけでもない。


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・ご当地怪獣のガチャガチャもやった。造形や塗装が緻密で、じっくりと眺めては感嘆のため息をついてしまう。500円のガチャガチャでこれが出るって、どんな時代!? ソフビには少しディフォルメされたかわいらしさがあり、こっちには原型をそのままスキャンした精密な迫力がある。どんどん展開して全怪獣コンプリートしてほしいと切実に思う。頼む……。


・Adoの『新時代』が、なんかちょっと面白くて聴くと笑ってしまう。嘲笑的なことではなく、漫才で引き起こされる笑いに近い。繊細なピアノの音で始まったかと思ったら、船の汽笛のようなバカでかい重低音と太鼓が鳴り、突然テクノポップに移る。この緊張と緩和は完全に漫才だ。今も聴きながら書いていて、こんな楽しい曲はなかなかないなと思う。

・他には、Awesome City Clubの『勿忘』なんかも面白い。歌ネタとかではなく、完全に音楽だけでやるお笑いコンテストがあっても良さそう。M-1の入場曲と共にフルバンドが迫り上がってきたら絶対笑っちゃうな。


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