LIFE IS 愛称TIME 2024/01/03
日記
・昨日早寝したおかげか朝8時に起きられたのだけど、早さにビビって二度寝に入ってしまった。朝8時に起きる勇気がない。「今起きて何もせず、昼頃眠くなってきたら嫌だなぁ〜」とか思ってしまう。まずはそういう臆病な精神から叩き直すべきかもしれない。
・今年の目標は「早起きを恐れない!」にしよう。
・『グランド・ホテル』という1932年の映画を観た。ある一つの場所を舞台に複数の登場人物が群像劇を演じるという、言われれば「あるよね」となるけど、具体的な作品名は出てこない作劇法の大元になった作品だ。
・舞台はドイツの最高級ホテル。ここに泊まるのは、余命宣告されたしがない会社員、落ち目のバレリーナ、彼女の持つネックレスを狙う泥棒、など様々。なんの繋がりもなかった彼らの人生はやがて少しずつ交わっていき……というおはなし。
・私は「無関係な登場人物たちの物語が交錯して一つの大きな物語になる」という形式を数々観てしまっている現代の人間なので、最初期の作品となるとやっぱり少し退屈に感じてしまった。確かにホテルに宿泊する人々が交錯するんだけど、そこまでの大事件が起きないので展開が緩慢に思えてしまう。
・あと、そもそも登場人物があんまり覚えられないという問題もあった。これは私が悪い。
・BL漫画読んだり、新春特別ドラマ見たり、オザケンの講義配信アーカイブを聴いたりした。全部良かった。
・ドラマはバカリズム脚本の『侵入者たちの晩餐』で、狂気的で面白かった。オザケンの講義配信はドラマを見終わってから再生し始めたのだけど、3時間超あるので半分まで聴いて、続きは明日にすることに。
・この講義のために作られた"教科書"がどうかしている作りですごい。7000円するけど、これ原価割れてないのかな……と心配になったし、これを作ってくれる印刷所を探すだけでも大変だっただろうなぁと思った。一回同人誌を作ると特殊印刷とか装丁がどうこうみたいな話が身近になる。私が作ったのは何の遊びもない本だったけど。
・それにしても、小沢健二を「オザケン」と書いていいのか?という心の中の葛藤は2024年になっても解決しそうにない。「オザケン」という愛称には"大衆に消費される中で作られた偶像としての小沢健二"的なニュアンスがあり、ネチネチと彼の活動を追って7000円の教科書を買うようなファンは"あえて"のとき以外あまり使わない傾向がある。だからって「小沢健二の〜」などと呼び捨てにするのは距離が遠すぎるし、「小沢さんの〜」や「健二の〜」と書くのは距離が近すぎて気恥ずかしい。
・後藤真希ファンが彼女を「ゴマキ」と呼ばず、「ごっちん」と呼ぶみたいに、ちょうどいい距離感でかつファンであることを示せるような愛称はないものか。