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夢映画「世界の汚い飯」 2022/08/16

日記

・やっぱり小沢健二やね……の気持ちになっている。いや、常に「やっぱり小沢健二やね……」ではあるのだけど、その思いがさらに強まる時期が定期的にやってきて、曲を聴いては感嘆のため息をもらすだけの時間が生まれる。こういうものが作れるっていうのは本当にすごいよなぁ(めちゃくちゃ中身のないこと言ってるな)。



・夢の中で映画を観て、その感想を日記に書いていた。

・観ていたのは「世界の汚いご飯の歴史を追う」というドキュメンタリー映画で、屋台のご飯とか、厨房が油でギトギトの中華料理店とかを取材していた。なんかインターネットの発展によって汚いご飯の歴史は大きく変わったらしい(衛生環境を重視するようになって汚いご飯が減ったみたいな話だったかな?)。ミニシアター的なところで上映されていて、客入りもまずまずだった。あ、タイトルはフランス語だった気がする。

・あまりにも現実味のある夢だったから、起きてからもしばらく本当に観た映画なのか、空想の映画なのか判断がつかなかった。わざわざ日記に感想を書くところまで夢で再現しなくていいのに。



・現実の世界で『少林寺三十六房』を観た。

・悪い将軍に支配された街。親も友人も殺された青年は少林寺に入門してしてカンフーを学ぶが、その習得のためには35の房(なぜタイトルが「三十六」なのかは観ればわかるぞ!)で行われる修練を突破する必要があった。果たして青年は修練を越え、悪の手から街を救うことができるのか……というおはなし。

・ストーリーは本当にこれだけで、ほとんどの時間は主人公のサンダが修行をして、カンフーを身に着けていく様子を見ることになる。でも、そのシンプルさと、屈強な精神力で次々と新たな房の扉を叩き、修練を実践に活かしまくるサンダの姿が抜群に良い。アクションも、徒手空拳、剣術、棒術、大槌、戦斧、と多種多様な戦い方を見せてくれて飽きない。

・そして、それだけいろいろな武術を経験した主人公が最後に選ぶのが「三節棍」という渋さもめちゃくちゃかっこいい。今、私も三節棍を自在に操りって相手の武器を絡め取りたくなっている。

・ラスト20分くらいで仲間になる鍛冶屋が昔の片桐仁に似ているのも見どころ。


・オルゴールをたまに見ると、流れてくる音に比べてハンドルを回す手が忙しなくて面白いなと思う。あれは「オルゴール」と聞いてイメージする速度でハンドルを回すと、音が点になったまま繋がらず、メロディにならない。結構な早さで回してようやく音楽になる。オルゴールのイメージに付随するゆっくりさはあくまでも音楽のゆっくりさで、それを奏でるためのハンドルの早さではないから気をつける必要がある。

・あと、オルゴールの最初の方って、聞く側が音を音楽にする努力を求められるよな。6音目くらいでようやく「あぁあの曲ね」となる。あの、5音目までの時間。

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