パスラララライ 2024/09/29
日記
・よく寝た。
・なんで毎日毎時間こんなに眠いんだろうか。脳の睡眠を司る機能がぶっ壊れているとしか思えない。朝も昼も夜もずっと眠いから、夜型人間だから日が出ている間はウトウトしちゃうんだ、とかそういうわけでもない。
・こういうこと書いていると覚醒剤を勧めるメッセージとか来たりするのかな。絶対にやりません!
・そういえば、今日だけで同じ会社名を騙った詐欺メールが10通以上来た。某オンライン即売会サービスの情報流失事件以来、不定期にこういう迷惑メールのジャックポットタイムが起きる。
・『パストライブス/再会』を観た。
・ソウルに暮らす12歳の少女ナヨンと少年ヘソンは同級生で、互いに惹かれ合っていたが、ナヨンは家族とニューヨークへと移住し、離れ離れになってしまう。それから12年後、劇作家となったナヨンがFacebookでヘソンの名前を検索したことで繋がりが生まれ、オンライン通話で彼女たちは距離を縮めていくが、小さなことを機に二人はまた離れていく。そして、さらに12年後。結婚したナヨンのもとを、休暇でニューヨークを訪れたヘソンが訪ね、24年ぶりに二人は再会する……というおはなし。
・ゆっくりゆっくりと胸が苦しくなっていく映画だった。人生の至る所にある「あのときああしてたら?」という分岐点が浮かんでは消え、浮かんでは消え、現実の"今ここ"しかなさに打ちのめされる。その現実が悪いわけでも、後悔にまみれているわけでもなく、「ただそうなったね」という温度感で描かれる。無限にもしもが重なる話ではあるのだけど、それを視覚化も言語化もせず、完全に想像だけに委ねてくるのが良い
・少年少女時代の描写は多くなく、すぐに12年後に場面が飛んで再会するので、そんなさっさと引き合わせていいのか?と思ったものの、最後まで観るとそれだけ早い段階で出会い直していたのに……!のにさぁ……!という感情に襲われる。とにかく情感の映画だったな。