
焼き栗デビュー 2022/11/16
日記

・初めて焼き栗を食べた。うまいものだな……栗……。
・栗って昔話のイメージが強いから、殻を割って中の身をほじくり返して食べていると、「この後川へ洗濯に行かなきゃな……」という気持ちになってくる。
・今日、SUPER腹痛DAYだった。1日中うっすらとお腹の調子が良くないし、何度トイレへ行っても出るわ出るわ。何かのデトックスになるのではないかと思うほどの盛況ぶりだった。ブラックフライデーとはこのことか。
・SUPER腹痛DAYであるということは、同時にSUPER裂肛DAYでもあるということで、いま私の肛門を眺める展覧会が開催されたら返金ものだと思う。
・ここ何年かで、人付き合いの処世術として「嫌いな人と無理に仲良くなる必要はない。合わない人とは距離を置くことも大事」ということが盛んに言われるようになった。「誰とでも仲良く」の時代は終わり、自分の心をすり減らさないためにも嫌いな人と付き合い続ける必要はないということだ。確かにその通りだと思うが、その一方で「合わない人と距離を置く」が実行できる人ってそこまで多くないんじゃないかとも思ってしまう。
・同じクラスにソリが合わないAくんがいる。しかし、Aくんはそのことに気づいておらず、毎日僕に話しかけてくるし、仲良しだと思っている
・こういう場合、果たして「僕」はAくんと距離を置くことができるか。毎日話しかけてくるAくんを無視したり、はっきりと「嫌いだ」と伝えれば今の関係は解消される。でも、そんなことをすれば相手が傷つくと容易に想像できるだろう。たとえ嫌いだったとしても、わざわざ他人を傷つけたくないと考える人は多いのではないか。嫌いな人とは距離を置けばいいなんてことは、言われるまでもなく誰だってわかっている。ただ、それを実行すれば傷つく人間が確実に1人は生まれ、自分にその罪悪が降りかかる。そんなことは避けたいから、嫌いでも関係を続けてしまうのだ。自分の言動で人が傷つくことに耐えられる人はたぶんそこまで多くない。
・そんなわけで、「嫌いな人とは距離を置こう!」って処世術はあんまり現実に即していないというか、それができる人ための言葉でしかないよな思う。そして、そんなことしたら傷つくよな……とか、自分が悪者みたいになっちゃって嫌だよそんなの……とか考えてウジウジしている人はなんか良い気がする。