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手のひらにころりん 2021/01/26
日記
・今日も羊毛フェルトに挑戦していた。あたしゃ本気だよ。昨日の時点で心くじけてもよさそうなもんだけど、そこで頑張れるのが私でござい!
・モルカーを作る! YouTubeで作り方を解説してくれている動画もそこそこ出ていたので、それを参考にしたりした。どの動画もめちゃくちゃわかりやすいし、単に無からモルカーが生成される様子を見ているだけで癒やされるので、この大インターネット時代に生まれたことを感謝した。𝑩𝒆𝒂𝒖𝒕𝒊𝒇𝒖𝒍 𝑰𝒏𝒕𝒆𝒓𝒏𝒆𝒕……
・こういうの、普通制作過程を写真に残しておくもんなんだけど、上の写真以外なんにも撮ってなかった。でも、制作系のブログとかって「制作過程の写真を取り忘れてので、いきなり完成品!」みたいなことも多いし、いいか。というか、そっちのほうが多い気がする。慣例に則る。慣例の犬なので。
・できた。処女作なのでクオリティは高くないけど、一応モルカーっぽくはなった。ちょうど「まぁ初めてだしこんなもんか」と言えるクオリティ。
・本当は劇中と同じくらい(プロップと言っていいのか?)のサイズにしたかったんだけど、なにも考えないでやってたら手のひらにちょこんと乗るサイズになってしまった。窓の部分とか、もう少し大きく作ってたらやりやすかったかなぁ。もうちょい修行してからリベンジしたい。
・これはなんとなく兄にあげた。
・羊毛フェルトいいなぁ。手で形を変えられるので直感的に扱えるし、ちょっとミスしても割りと修正が効く。ただ、ぼーっとしてると手に針がグサッときて悶絶する羽目になるので、そこだけは注意が必要。私は5回死んだ。ブッダのように……。
・羊毛を刺していたら、宅急便が届いた。
・こ、これは……?
・「もちころりん」……? ワールドエンド……ヒーロー……ズ? なんだ、なんなんだこのカラフルでコミカルな箱は……。おちょくっているのか……?
・ワーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!
・ワワワワワワ……ワーーーーーーーーーー!!!!!
・現代の闇市(名をメルカリと言う)で買った、ワヒロのかわいいぬいぐるみだったねぇ……。
・あまりにも愛おしすぎる。過去のグッズを漁り始めるとキリが無くなるからやめようと心に誓っていたけど、その禁忌を犯してしまった。もう、ここから先は止まれない。破産の一途を辿るだけだ。でも、これが売りに出されていて買わないなんて選択できるか。できないだろうが!
・調べたら、この「もちころりん」というシリーズ、ワヒロは白星の面々しか出ていないらしい。なぜだ。全員分出してくれよ。なんとなく、こういうのって15人分全員出すか、学年で分けて出てるイメージだった。白星だけ出た理由とかあるのかな。人数が5人で、アソートにするのにちょうどよかったとかかな。
・かわいい……。
(追記)さっき調べて知ったんだけど、これはまだもちころりん公式の通販サイトで買えるらしい……。うわーーーー、メルカリで買っちゃダメだったなぁーーーー。衝動買いだったのでちゃんとリサーチできてなかった……。とっくに売り切れになってるんだと思ってた。公式の販路から買った方が良いに決まってるのに……。マジの反省だ。ここ何ヶ月かで一番の反省がきてる。申し訳ねぇ……。あーーー
・羊毛フェルトをやりながら、『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』という映画を観た。
・ながら観だったので、結構ぼんやり観てしまった。でも、そんな感じでも十分面白かった!うむ、面白い!!
・「ベストセラー小説の最新刊を流失させた犯人を見つけろ!」というミステリーで、殺人事件が起きるわけでもないし、あんまり切迫感がないな……と思っていたが、中盤から一気に話が動き、小説を巡る話だけに収まらなくなっていくので「ながら」の手を止めてしまうこともあった。面白い!!(さっきも書いただろ)
・犯人を中盤でバラして、手口も明かしてしまうなど、構成が面白かったなぁ。地味なストーリーではあるけど、その地味さを見せ方を工夫することで、いぶし銀の魅力に昇華させていて、見事だなと思った。
・今日知った『WindowSwap』というサイトがめちゃくちゃいい。
・世界のいろいろな「窓からの風景」を映すサイトで、実際にネットを通じて世界各地の人に善意で窓からの風景を撮影してもらって、それを載せているらしい。なので、飼っているペットの鳴き声が入っていることもあるし、キッチンタイマーがチーン!と鳴り響くこともある。この素朴な現実味がよくて、ただぼーっと眺めているだけで、不思議と胸がいっぱいになり、泣きそうになる。全然知らない香港の窓から見えるビル街、ポーランドの窓に吹き込む粉雪。この窓からあの窓へ世界が伸びて行き、つながっていく。