怪音の下り坂　2022/04/23

日記

・目が覚めたらすでに夕方だった。できることなど何もない。これが日曜日だと絶望するが、土曜日だとまぁいいかと思えてしまう。土曜日は懐が深い。

・その懐深さに甘えてお菓子を食べてしまった。久々にカントリーマアムを食べたけど、ネットの噂通り確かに小さくなっている気がする。赤子の手のひらよりも小さいかもしれない。

・ただ、小さくなってしまってもカントリーマアムの売りである外サクサク、中ふかふかの食感に影響がなさそうなのはすごい。お菓子が小さくなると聞くと、スモールライトを当ててそのまま縮小している感じを想像するけど、実際は綿密な計算を重ねて元の商品の特徴を崩さないようにしているわけで。マアムなだけある。

・あと、カントリーマアムって人の皮膚みたいな見た目だなと小さい頃からずっと思っている。

・昨日、ブレーキをかけたままの自転車で長い坂を下る男性がいたのだけど、ｷﾞｬｷｷｷｷｷｷｷｷｷｷｷｷｷｷｷｨｨｨｨｨｨ!!!!!!!という強烈な怪音を数十メートルに渡って出し続けていて、通り過ぎた後もしばらく目で後を追ってしまった。その場にいる全員が一斉に振り向いてしまうほどの音で、何人かは私と同じようにぼーっとその男性と自転車を眺めていた。あれ、自転車に乗っている当人の耳は平気だったんだろうか。下っている途中で鼓膜が破れて何の音も聞こえなくなってしまった可能性もある。

・全然関係ない話だけど、以前バイクの改造が趣味の友人に「あんだけ大きいエンジン音を出して運転者はうるさくないのか」と聞いたら、「運転してる方はヘルメットしてるからそんなに気にならない」と言われてテメェこの野郎……と思ったことがあった。せめて同じ痛みを受けていてくれよ。なに一人勝ちしてるんだ。