【譲】砂埋め能力 2024/10/23
日記
・今日なんかあった!!????
・この日記は外部記憶装置として自分の中で位置づけているのだけど、その日何があったのかを思い出すのに数十分使っている。そろそろ日記を円滑に書くための第二外部記憶装置を作ったほうがいいのかもしれない。
・今、『アメリカの鱒釣り』を読んでいるのだけど、見事に何が書いてあるのかわからなくて困惑している。
・最初は「アメリカの鱒釣り」という言葉は何かの象徴なのかな?と思って読んでいたものの、どうやらそうではないっぽい。「アメリカの鱒釣り」というワードの面白さ一本で勝負しているんじゃないかと思えるときもあるし、「アメリカの鱒釣り」という言葉に通時的な教訓を隠しているんじゃないかと思えるときもある。
・たぶん、この「わかんね〜けど、なんかありそう。いや、なさそう」という揺蕩う感じが、この本の魅力なのだろう。一文も文章を理解できない話もあれば、最初から最後まで顔を埋めるように没頭して読めるような話もある。
・4月に行われたファンコンのBlu-rayが届いた。春の香りがする。
・まとまった時間をとって一気に見たいから、今日は封を切るだけにしておいた。欲を言えば、誰もいない部屋で大画面に映して見たいけど、そんな状況は訪れないので、きっといつも通り電気を消して暗くした部屋でパソコンの画面を見つめることになるだろう。
・この前、「大量の人間を一気に砂場の下に埋めて殺害できる能力」をもつ人間が出てくる夢を見た。そいつが能力を使うと、砂場の上にいた人間が一瞬にして砂に引きずり込まれ、助けを乞う間もなく死んでしまうのだ。砂場の表面をさっと払うと、灰色になった人の指が数百本突き出ていた。
・一瞬で砂に引きずり込めるというのは、能力として結構強力だ。ただ、一方で、対処法が編み出せないほどは強すぎないのが良いバランスだと思う。中堅くらいの敵が持つ能力としてちょうどいい。能力者の敵に困っている人にあげたい。夢の中で思いついたものだから、あげても何ら惜しくない。