見出し画像

机上の争論 2024/10/22

日記

・満員電車で近くに明らかに機嫌が悪い人がいるときのワクワク、なんなんだろう。

・今日は恰幅の良い男性が、つり革を掴んでいる手をブン!!と振って、後ろに立っている私の顔に腕が当たりそうになった。実際に顔面にヒットさせようとしたわけではなくて、威嚇のつもりだったのだろうけど、すごいことするなと思った。

・こういうことがあると、この人が私に文句を言ってきてトラブルに発展したらどう対応しようかなと、電車を降りるまでじっくり考えてしまう。ひとまず氏名を名乗ってもらって、そこから何が不満だったのか、どんな文句を言いたいのかを語ってもらうのが、一番穏便かつ誠実かな……とか考える。

・知らない人間とトラブルになったときに、言い負かしてやろうと思うのは一番愚かだ。最もスマートでエレガントなのは、話しているうちに相手と仲良くなり、にこやかにお別れできることだと思っている。そんなトラブルに遭遇したことは一度もないが。

・いや、前に電車の中で知らないご老人同士が喧嘩しているのをたしなめたことはある。混乱させて喧嘩を有耶無耶にしようと思って、「今日は良い天気なんだから、そんなにカリカリしなくてもいいじゃないですか」とかてきとうなことを言っていたら、何が??という顔をされて、無事丸く収まった。電車を降りるときに、ご老人の片割れに「君みたいな若者は立派だ!」と褒められた思い出。褒められたいから、もっといろいろな喧嘩を仲裁して人に褒められたいのだけど、意外と怒っている人がいない。


・眠たくなってきたので、そろそろ睡眠体制に移行しようかと思う。

・この前、帰りの電車で寝て、よだれを垂らしていたことがあった。下を向いていたので、幸い他の乗客にはバレていないと思うけど、前に抱えたリュックサックに小さな水たまりができていてギョッとした。大人として、というか人として終わりはじめている。

・そういう惨事を起こさないためにも、夜はちゃんと眠くなったときに寝るのである。

いいなと思ったら応援しよう!