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今日の問題は カギがない 2024/07/23
日記
・朝、走った。走らなくても別に……?と思いはしたけど、礼儀として一応走っておいた。
・ただ汗をかいただけだった。
・なんか、汗と日焼けの1日という感じだったな。あ、そうだ。日焼け止め持ってたんだ。すっかり忘れてた。5月ごろに買って、なんだかんだ2〜3回しか使っていないぞ。もったいない。
・『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリデイ』を観てきた。
・1970年の冬。イギリスの名門バートン校では、ホリデーシーズンを家族で過ごすための準備で生徒も教員も浮足立っていた。問題児のアンガスもその一人だったが、出発当日に母から「再婚した夫と新婚旅行へ出るので迎えには行けない」と電話で告げられる。
学校に居残る5人の生徒たちの子守役として選ばれたのは、堅物で生徒にも教員にも嫌われているハナム先生。失意の中始まったホリデーシーズンだったが、彼以外の生徒はなんだかんだで学校から出られることになり、アンガス、ハナム先生、そしてベトナム戦争で息子を亡くしたコックのメアリーの3人だけで過ごす2週間が始まる……というおはなし。
・生徒、教員、コックと同じ学校にいながらも立場が全く異なる3人。しかし、共通して孤独と少しの絶望の中に身を置いている。3人で傷を舐め合うのでもなく、共感によって心を繋げるのでもなく、ただそばにいることで固まった苦しみをほぐしていく。
・ハナム先生がアンガスを一方的に導くのではなく、子どもと大人、生徒と先生という線引を越えたり越えなかったりして関係を曖昧にしながら、ゆっくりと同じ時間を過ごしていくのが良かった。力が抜けてほっと温まる、じんわりと良い映画だった。今後のクリスマス映画の定番になってほしい。
・映像の質感や音、音楽等々70年代の名作映画のような雰囲気があり、そのざらざらした質感は観ていて心地よかった。私は70年代の映画が特段好きなわけでも、詳しいわけでもないのだけど、なんか当時から語り継がれてきた名作の風合いがしっかりあった。
・こういう映画を作ろうと決めたら、ちゃんと人とお金が集まっているのがすごいよなぁ。これにちゃんとコストをかけてくれているんだから、世の中意外と大丈夫だなとすら思ってしまう。
・家の鍵を落としたかもしれない。
・いや、落とした。いつも入れている場所にないということは、落としたということだ。新しく作らないといけないのか……。嫌かも……。