Mリーグの課題…
Mリーグ理念とは
高度な頭脳スポーツとしての麻雀への認知の確立
麻雀に対する負のイメージの払拭
麻雀による世代間交流の促進と社会発展への貢献
麻雀を通じた国際交流親善への寄与
(一般社団法人Mリーグ機構より抜粋)
注目しておきたいのは「麻雀に対する負のイメージの払拭・麻雀を通じた国際交流親善への寄与」二点である。
負のイメージの払拭とは
麻雀が未だに賭博のイメージ(ただしどこまでが…)。
賭博のイメージはレート問題であると思う。考えられるのは多く存在するフリー雀荘(レートがあったり、なかったり…)の排除。
麻雀を通じた国際交流親善への寄与
オリンピックの正式種目化を目指すことへの国際的な交流および親善に貢献。
要は世間に認知されるようになること(ℯスポーツ)が考えられる。
とここまではMリーグの崇高なる理念だが、問題点もある。
問題点
①マナー問題
ここでのマナーとは、プレイヤーのマナーである。
麻雀牌の強打、長考、あがる時の引きヅモなどがある。
とあるnoteの記事で「プロはアマの見本じゃねえよ!」という言葉に引っかかった。「もちろん勉強になる手筋はたくさんありますがそれよりも、真剣な麻雀勝負を見せてくれるエンターテイナー」と書かれていただ、麻雀の素人が物申したい。
「Mリーガー並びにすべての麻雀プロがアマチュアの範となって勝負をしてもらいたい」ここでの範の意味は師範の事である。エンターテイナーではなく、それぞれの看板を背負った雀士であるべきで、アマチュアがその一挙手一投足をみているのである。Mリーガーも麻雀プロもサムライである。と思う。
②ルール
Mリーグの公式ルールはさほどでない。
もしこれをオリンピック競技になると多少ややこしい問題が発生してくる。
Mリーグルールは国際基準ではなく、あくまでも国内向けのルールになっている。
③放映問題
abemaTVしか放映されていないが、もしabemaTVが放映を止めるとなるとその引き受け手があるのかが問題になる。
最後に
「今の将棋界は斜陽産業。僕たちの世代で立て直さなければと思っている。新人王の名に恥じぬよう、面白く思ってもらえる将棋を指していきたい」これは将棋棋士糸谷哲郎八段が当時新人王表彰式での謝辞の言葉である。
今はMリーグは伸びつつあるが、いつかは糸谷八段の言葉のように斜陽産業になる可能性もある。一過性のブームでなくどれだけ継続できるかが問題になっていく。
これはあくまでもいち麻雀素人の意見としてnoteに書いたものである。
ご意見・反論などもどんどん言ってください。
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