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自立して仕事を楽しむ、本当の望みに気づかせてくれたWebライターラボ

2021年7月「Webライターラボ」の前身である「中村編集サロン」という無料コミュニティが発足した。スタートを待ちわびていた私はすぐに入会。初めて入るオンライン・コミュニティをどう活用しようかと考えながら、毎日ワクワクしていたのを覚えている。

当時ライター1年目だった私は「夫の扶養から外れるのは難しそうだ」という悩みを抱えていた。

有料教材でSEOライティングを学んだが、執筆速度が遅いことに悩んでいた。同じチームに所属するライターは、月に10万文字以上書いている人ばかり。私は休日もつくらず、夜遅くまで書いても8万文字が限界だった。

当時はいくつかのライターチームに所属していたものの、記事の納品や修正の際に、ディレクターと短いやり取りがあるだけ。チーム内のライターともほぼ交流がなく、気軽に相談などできる環境ではなかった。

夜ひとりで考えていると「書ける文字数が増えないと、収入も増えないだろう」という絶望的な気持ちになっていく。

このときの月収は10~12万円程度。Googleで「扶養抜ける いくら 得」みたいなキーワードを打ち込んで、たまたま検索結果にでてきた記事にこう書かれていた。「夫の扶養を抜けて働くメリットを活かすには、年収200万円以上が理想です」。

200万円というのは、国民年金保険料、年金、配偶者控除を考慮した年収なのだそう。月収にすると16.7万円ほどになる。頑張れば届きそうな金額なのに、どうやったら届くのか分からないもどかしさを感じた。

だからX(旧:Twitter)で「こうやってスケールアップしました!」「稼ぎ続けるWebライターになろう」と発信していた中村昌弘さんの考え方が、ズドンと心の底に落ちた。中村さんが「コミュニティを立ち上げる」という話を聞いたときは「この人のコミュニティに入ってみたい!」と強く感じた。

私の悩みが解消されたのは、コミュニティに入会して3か月くらい経ってからのこと。

2021年の10月に「中村編集サロン」は名前を「Webライターラボ」に刷新し、有料コミュニティになった。そのときの入会したメンバーは100名ほど。人数が少なかったこともあり、運良くオーナーの中村さんに悩みを相談する機会に恵まれる。

中村さんからは「仕事の幅を広げてみたら?」というアドバイスをもらった。中村さんは、Kindle編集やメルマガ代行など、SEOライターから幅を広げた方。実体験に基づいたアドバイスを聞きながら、自分の中に新しい可能性をいくつも発見できた。

早速インスタグラムの投稿作成や、事務系の仕事に挑戦。行動したことで「専業SEOライターとしてやるしかない」と思い込んでいた自分に気づいた。

さらに、Webライターラボのメンバーや、Xでつながった方から「一緒に仕事をしませんか?」と声が掛かるようにもなった。

このようにコミュニティで人に相談したり、人とつながることで、自分キャリアが予想もしない方向へ転がることもある。新しい仕事が楽しくなると「夫の扶養から外れるかどうか」はどうでもよくなった。

自然と、目の前にある仕事を一生懸命やる方が先で、お金は後からついてくるもの、と考えるようになる。すると仕事も収入も増えて、気がついたときには夫に「扶養から外れてもいいかな?」と相談していた。

不思議なもので、お金を稼ぐことは大事だけど、執着しすぎると稼げないことを学んだ。「私、稼いじゃうかもねー」くらいの気持ちが丁度いい。

私は今、Webライターラボのコミュニティマネージャー(コミュニティを運営するスタッフ)として活動している。

運営側にまわってからも、新規メンバーの募集時期が近づくと、私は「夫の扶養から外れるのは難しそうだ」と悩んでいた自分を思い出す。Webライターラボに入会していなかったら、確実にフリーランスもライターも辞めていただろう。

私が本当に望んでいたのは、夫の扶養から外れることではなく、自立して仕事を楽しむこと。Webライターラボはそのことに気づかせてくれた。

今はコミュニティの裏方として、悩みを持つ人たちが相談しやすい雰囲気づくりを心がけている。「Webライターラボには自分の居場所がある」と思うだけでも心が楽になると思うから。今悩みがある人は、ぜひ入会を検討してみてください。

Discord名:大江かこ
#Webライターラボ2409コラム企画


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