コマ割りでテンポをコントロールする
コマ割りと吹き出しの位置がめっちゃ重要、という話をします。
時の流れに抑揚をつけ、
読み手のテンポをコントロールすることができます。
ちゃんとした知識はちゃんとした本で勉強してくださいですが、
今回は、「つまりコマ割りを勉強すると何ができるようになるの?」を感覚的に分かってもらえたらと思います。
吹き出しで、テンポを変える
1枚目
これは「シュッ」ってかんじ
2枚目
これは「トン、トン、トン」ってかんじ
お判りいただけますでしょうか…このテンポの違い。
ちなみに本来はコマ割りでテンポを変えるんですが、
この元漫画が4コマ形式ですすめてるので、「吹き出しの場所と数」だけでテンポを変えています。
すこしゾワゾワした、ゆっくりした時間を表現しようとして、こうなってます。
全体
ちなみにこの漫画のテンポは、1コマ目でゆっくり、2~4でスピード早く、を意識して
「トン、トン、トン、グワーーーーーーッ」って感じのテンポです。
(説明クソでごめんなさい)
コマ割りはすごい
コマ割り使いこなせると、時をコントロールできるようになります。
音楽と同じで、抑揚をつけることにより、
ビュンビュン読ませたり、
じーーーーーーーっくり読ませたり、ズバーンっと読ませることで、
「面白い、飽きない」漫画になるんじゃないかと思います。
AIイラストはとても綺麗な絵が出てくるので、更にこのテンポという概念をもっとAI漫画で活用してもらいたいと思いました。まる。
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今回使用した漫画
100日までTwitterで毎日公開中です。
AIで出力したイラストに加筆して漫画を描いています。
へんな漫画だけど良かったら読んでみてください。
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