【謎の裏の国家予算「特別会計」って知っていますか?】一般会計の4倍、400兆円を超える特別会計とは?~日本人の血税、特別会計を通じて日本の富は米国へ~

■「裏の予算」特別会計って、そもそも何?

All About

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・いわゆる「予算」と言われるのは一般会計

特別会計とは、国の予算の一種です。

では、毎年春に国会で「成立しました」とニュースになる、いわゆる「予算」とは何でしょうか?

毎年春に成立する、約90兆円ある「予算」は、一般会計と呼ばれるものです。

これは「表の予算」とも言われますが、それに対して「裏の予算」とも言われる、別枠の予算が特別会計です。

これは「特会(とっかい)」と略されることもあります。

ここで突然、特別会計という言葉が出てきました。

それでは、これまでずっと「予算」だと信じていた一般会計とは何なのでしょうか? 

なぜ特別会計はこれまでニュースにも出てこなかったのでしょうか? 

私たちは騙されていたのでしょうか?などなど、様々な疑問が出てくることでしょう。

実際、特別会計は「裏の予算」と言われるだけあって、これまで表にはほとんど出てきていません。

これまではあまりニュースにもなっていません。

ニュースには「表の予算」である一般会計だけが出てきて、特別会計はあまり公にならず、ひそかに運営されていたというわけです。

2003年、当時の財務大臣塩川正十郎氏が「母屋(一般会計)ではおかゆを食って辛抱しようとけちけち節約しているのに、離れ座敷(特別会計)で子供がすき焼きを食べている」とも評していました。

・全部で18ある特別会計

特別会計とは、一般会計のようにすべてまとめて1つの予算として運営されているわけではありません。

特別会計は全部で18あり、それぞれが別々に運営されています。

特別会計のすべてを合計すると、一般会計の90兆円よりも大きな予算規模にも。

18特別会計は、その規模も歳入の経路もそれぞれ違います。

例えば、特許特別会計は比較的小さい特別会計で、その規模は2000億円程度。一般会計予算の、実に1%以下です。主な歳入は、特許の印紙収入など。

それに対して規模が大きいのは年金特別会計で、約70兆円規模と一般会計に匹敵する大きさ。

これは私たちに身近な国民年金・厚生年金を運営するための特別会計で、主な歳入源は当然年金の保険料です。

特別会計の収入源は独自の収入源であることもあれば、一般会計から資金を回される場合もあります。

・仕分け第3弾前半で廃止が決まった特別会計は?

10月27日から30日にかけて、政府の仕分け第3弾前半が行われました。

ここでは特別会計が仕分けの対象になり、18の特別会計すべてと、それに関連する48事業について、継続の是非が検討されました。

結論から言うと、貿易再保険、社会資本整備事業、森林保険の3特別会計が、廃止されることに決まっています。

食料安定供給、農業共済再保険、漁船再保険及び漁業共済保険の3つは、統合されることが決定しました。

これで、合計で5つの特別会計が減ることになります。

ちなみに、廃止とは完全になくなるというより、国以外の主体に移管されるそうです。

登記特別会計は今年度末限りで廃止されることが以前から決まっているので、これで6つの特別会計が減り、最終的には特別会計の数は12になります。

しかし、これら6つ以外にも「廃止を検討」と判定された特別会計もあり、今後さらに減る可能性はあるでしょう。

・8関連事業も廃止

一方、特別会計関連の48事業の中で廃止が決まったものが8つあります。

その1つとして「スーパー堤防事業」がありますが、これは200年に1度の大洪水に備えるために、従来の堤防と言える斜面を超えた反対側に、ゆるやかな斜面を作るための事業。

その斜面によって、万が一堤防が破られても街に急激に水が行かずにゆるやかに浸水が進むと予想されます。

利根川など日本の主要な6河川流域において、1987年から事業を開始してきました。

しかし周辺住民の反対などのため、その後、事業はほとんど進んでいません。

そのため、今回の仕分けで廃止と決定されました。

他に廃止が決まった事業には、「ジョブカード制度」があります。

ジョブカードとは、求職者が職歴などを記入して、ハローワークなどを使った求職活動に役立てるカードのことで、政府が始めた制度です。

しかし、ジョブカード制度は当初予想していたほど求職者の活動に対して有益となっていないので、今回の仕分けで廃止されることが決まりました。

・今後どれだけ改善されるのか? 特別会計

「不透明」と言われることの多い日本の政治ですが、実は予算も不透明でした。

これまで「予算」と信じていた一般会計は単なる予算の一部であり、その裏にはさらに大きな特別会計が運営されていました。

2005年頃までは、特別会計は実に31。その後特別会計改革として少しずつ統廃合して減らしていき、現在の18になっています。

今回の仕分け終了段階で、さらに減って12になることに決まっています。

政治だけではなく、予算ももっと透明になるにこしたことはありません。

単に仕分けで特別会計を廃止するだけではなく、もっと国民に対して開かれた予算制度になっていくことを期待します。

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「裏の予算」特別会計って、そもそも何?
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■「特別会計」という謎の予算について――30代のための財政入門【6】

NHK Eテレ「ニッポンのジレンマ」2014.04.30

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――前回、国の会計は一般会計の95兆円だけではなくて、別に400兆円以上もの「特別会計」というのがあると教えてもらいました。どうして一般会計のほかにわざわざいくつも予算をつくって、ややこしいことをするんですか?

小黒 おっしゃるとおり、本来であれば、予算は一つのほうがスッキリするに決まっていますよね。
一般会計予算は、税や公債などを財源として受け入れ、社会保障、地方交付金、教育、公共事業、防衛など国の基本的な政策の経費を賄う会計ですが、国の事業はそれ以外にもひじょうに広範囲にわたっています。
さらに、その内容も複雑化しているので、事業によってはその歳入・歳出を一般会計と区分し、別の会計に計上する方が、個々の事業状況や資金の運用実績などが明確となる場合もあります。
それで一般会計とは別に、特別会計があるんです。

・事業別に管理している「特別会計」

―― 家計でいえば、使いみち別に封筒に分けて管理しているお金、みたいなイメージですか?

小黒 そうですね。食費や光熱費などの一般家計費(一般会計)もあれば、目的別に予算を管理したいもの(特別会計)もありますよね。
学資とか旅行資金を毎月1万円ずつ積み立てていたりすれば、フローで1万円の支出になり、積み上がっているぶんはストックとなります。
今月はちょっと食費がかかりすぎちゃったので、1万円の学資積立金を食費に回そう、なんてことがあると、特別会計から一般会計に1万円繰り入れとなる。そんなイメージです。

―― じゃあ、あくまで家のなかでのやりとりなんだけれど、家計簿上は費目や別口座のあいだでやりとりがあって、お金の動き(収入と支出)が増えているということですか。

小黒 そういうことです。
特別会計の要件には3つあって、
①国が特定の事業を行なう場合(例:年金特別会計)
②特定の資金を保有してその運用を行う場合(例:財政投融資特別会計、外国為替資金特別会計)
③その他特定の歳入をもって特定の歳出に充て一般の歳入・歳出と区分して経理する必要がある場合(例:国債整理基金特別会計)
に限って特別会計の設置が認められます。
いま、特別会計として設置されているものは18あって、下の表のとおりです。 

―― 「特別」なわりには、えらいたくさんあるんですね。各特別会計の名称のあとにカッコ書きで省庁名が書かれていますが?

小黒 それは、特別会計を所管する府省名を意味します。つまり、特別会計というお財布の管理を任されているということですね。

―― 「東日本大震災復興特別会計」(2013年度新設)などは、恒常的なものではないですし特定目的ですから別会計なのはまだ納得いきますが、ほかの多くのものは、もうちょっと整理できるんじゃないかと思ってしまいますけれど。

小黒 そうですね。一般会計予算は資金繰りが苦しいですが、特別会計予算には余裕がある時代があり、昔、「母屋でおかゆをすすっているときに、離れですき焼きを食べている」という意見もありました。
このために特別会計改革が進み、これでもまだ、整理されたほうなんですよ。戦後は最大で45、行政改革が行われる前の2006年度には31ありましたから……。

・特別会計の規模は一般会計の約4倍!

―― 総額も、どうして本家の一般会計額の4倍近くにふくれあがっているんですか?

小黒 総額が大きい理由は、国債の償還を行うための「国債整理基金特別会計」(約200兆円)や、年金や健康保険などの資金を管理する「年金特別会計」(約80兆円)などの予算規模が大きいからです。
各々の特別会計の詳細や資金の流れは財務省が公表している「特別会計 ガイドブック」をみるとある程度理解できるはずです。
また、特別会計は、一般会計予算のみでなく、他の特別会計とも相互に繰り入れが行われています。
例えば、「国債整理基金特別会計」では、国の債務を一括管理するため、一般会計(国債)や他の特別会計の借入金(例:年金特例国債や東日本大震災特別会計の復興債)などの償還も行っていて、相互に繰り入れが行われています。

―― たしかに、あちこちから借金していると、総額でどれくらい返さなくちゃいけなくなるか、わからなくなりそうですもんね。

小黒 それに、家計でも金利の安いローンが見つかれば借り換えたりしますよね。国も借り換えをしたりするんですよ。そういう資金移動でも会計額は大きくなります。
このような重複を除くと、一般会計予算と特別会計予算の純計はここ数年で220兆円~240兆円くらいになるんです。

―― それにしても予算ってホントに複雑ですね。国民に理解してもらおうという気がないようにしか思えないんですけど。

・本当の予算規模は?

小黒 国のほうもそれはわかっていて、財務省は、各会計予算の歳出・歳入を単純に合計した「総計」だけでなく、総額から会計間取引の重複分を除いた予算の「純計」を公表しています。本年度予算でいうと、国の一般会計と特別会計の純計は237兆円で、その内訳は下のようになります。

―― 全体の4割近くが「国債費」ですか! 純計にしたら、ちょっとは借金の割合が軽くなるかと思いましたけど、一般会計でも4割くらいでしたから、深刻度はあまり変わりませんねえ。

小黒 そうですね。「総予算を効率化・削減すれば、借金返済に必要な予算は捻り出せる」という期待は多くの人がもつものです。 実際、「増税をせずとも、効率化すれば借金返済できる」と主張する人もいます。

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「特別会計」という謎の予算について――30代のための財政入門【6】
NHK Eテレ「ニッポンのジレンマ」2014.04.30





■一般会計の4倍、400兆円を超える特別会計とは

(2016/3/24 政治山)

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・一般会計とは別建ての特別会計

現在、参議院予算委員会で審議中の来年度一般会計予算案は総額96兆7218億円で、「4年連続で最大を更新」と報道されました。

予算委員会で審議される予算案の大部分は一般会計予算についてです。

一方、一般会計とは別建ての特別会計について報道されることはあまりありません。

来年度予算の特別会計歳出総額は403.9兆円で、一般会計の4倍に上ります。

会計間相互の取引額などの重複計上額等を除いた純計額は201.5兆円です。

大きく報じられない特別会計予算ですが、規模的には一般会計予算総額をも上回る規模です。

・個々の事業の収支を明確にする必要

ではなぜ、同じ予算なのに、一般会計と特別会計を切り離すのでしょう?

国や地方公共団体の会計は、すべての歳入や歳出を単一の会計で経理する「単一予算主義の原則」に基づいています。

ところが、この原則に固執すると、かえって個々の事業の収支損益や資金管理などが不明となり、好ましくない場合があります。

一例として、水道事業を挙げます。

各水道局は水道料金収入で運営されていますが、もし水道料金を税収として合算してしまえば、水道を提供するためのコストが分からなくなり、ひいては適切な水道料金も分からなくなります。

こうした特定事業を一般会計とは切り離して会計しているのが特別会計です。

・「母屋でおかゆをすすっているときに、離れですき焼きを食べている」

国の予算については財政法第13条第2項に、地方公共団体の予算については地方自治法第209条第2項に、「特定の歳入を以て特定の歳出に充て一般の歳入歳出と区分して経理する必要がある場合」に特別会計を設置できるとしています。

現在、国の特別会計は別表の14種類ありますが、戦前には最大60、戦後も最大45もあった時期があります。

ここ10年で見直しが進んでかなり整理された特別会計ですが、昨年9月に亡くなった塩川正十郎元議員が財務相時代の2003年2月に「母屋でおかゆをすすっているときに、離れですき焼きを食べている」と答弁した言葉は、今でも語り草になっています。

一般会計で節約しているのに特別会計で浪費していることを絶妙に例えています。

一応の審議はあるものの、「用途が限られている」ため一般会計と比べて充分な議論は行われません。

余ったお金を他に回せないので、予算を使い切ろうとする傾向もあり、「国民の監視が行き届きにくい」と指摘する声は今でもあります。

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一般会計の4倍、400兆円を超える特別会計とは
(2016/3/24 政治山)





■国民の目を欺く「特別会計の闇」を徹底追求!!!

クラウドファンディング READYFOR 2022年04月07日

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・特別会計とは何か

国の財政には、一般会計と特別会計および政府関係機関の会計があります。

毎年の政府予算の編成時に、マスメディアが報道するのは一般会計ばかりで、この特別会計についてはほとんどと言っていいほど報道されません。

しかし現実には、特別会計の財政規模は一般会計の5倍にも上ります。

本当に国民が注目しなければいけないのは、特別会計や政府関係機関の会計も含めた会計なのです。

なお、今回は特別会計にフォーカスするため、政府関係機関の会計についてはまた別の機会に解説します。

それでは、一般会計と特別会計の違いとは何でしょうか。

一般会計では、国の基本的な機能である外交、防衛、教育などの経費を扱うのに対して、特別会計とは、その名の通り、何か特別な必要があって、会計を別にしている会計のことです。

例えば、国が行う道路の整備や年金基金の管理のような特定の事業を経理するときに使います。

過去の日本が戦争を始めるときも、戦費は特別会計として調達が行われました。

ちなみに、特別会計の事業を行う財源は、一般会計からの繰り入れや、ガソリン税などの目的税、国債発行による借り入れなどです。

まとめると、特定の事務、事業の経理や、特定の資金を運用するための経理として、国の基本的な機能を扱う一般会計と区別して経理している会計を特別会計と言うのですね。

さて、この特別会計。

構造を調べれば調べるほど、"裏帳簿" の匂いがプンプンするのです。

いわゆる二重会計ですね。

例えるならば、現金商売をしてるお店が、税務署を誤魔化すために売り上げをゴマかす、というイメージに近いでしょうか。

それを国をあげて盛大にやっている。

先述の通り、特別会計の予算規模は、実に一般会計の5倍もあるのです。

なのに、国会では一般会計の予算を一生懸命審議しているだけです。

特別会計のチェックはほとんど為されていません。

この特別会計が、いまや一般会計の規模を大きく上回り、一般会計をはるかにしのぐ規模で運用されているとしたら、どちらをより重点的にチェックしなければいけないかは明白ですね。

しかし、マスメディアの報道も一般会計のみで、特別会計には触れられないのです。

・一般会計は特別会計のカモフラージュ!

国会でチェックされた一般会計の予算の大半は、特別会計に組み入れられてしまい、そこから先は無法地帯、チェックの効かないどんぶり勘定の世界です。

特別会計は各省庁の差配で予算配分が決められ、これまた官僚の天下り先である特殊法人へ流れ込みます。

国の財政予算は、国会で審議された一般会計ではなく、各省庁が所轄する、特別会計を軸に展開されます。

予算は、主に行政権力が事業展開する際に、補助金として歳出する予算として消費されるのです。

これは行政権限による配分の形で決められるのです。

真の年間予算のうち一般予算として提出されるのは80兆円、それも大半は特別会計に組み入れられ、省庁によりそれぞれ好きなように配分されます。

決して憲法の定めるように予算を国会できめられているとはなっていないのです。

むしろ、予算を国会で決めている、というポーズを満たすために、一般会計をカモフラージュとして見せています。

本当の本丸は特別会計、それも各省庁が好き放題できる、利権と天下りの温床なのです!

本来国の予算は国民の福祉のために使われるべきものであるはずです。

その前提があるから国会で予算を審議し承認を行うのです。

それが形骸化して、各省庁の官僚が退官後の天下り先を確保するための特殊法人の投資事業が主体の会計となってしまっている。

これが私たち国民が困窮する最大の要因とも言えるのではないでしょうか。

・消費税はそもそも必要か

この特別会計にも、通常の予算と同じように予算の繰越し金があります。

収納済みの歳出額から、支出済み歳出額を引いた金額を歳経剰余金をと言いますが、さらにそこから翌年度の歳出の財源を差し引いた純剰余金は、消費税16.8%に相当すると言われています。

(出典:亡国予算 闇に消えた「特別会計」 北沢栄著より)

先述した通り、一般会計の大半は、特別会計に組み入れられるのです。

だとしたら、消費税はなんのためにあげたのでしょうか。

プライマリーパランスの黒字化のために消費増税は必要ということがよく言われます。

プライマリーバランスとは、一般会計の税収と支出のバランスを取るということ。

しかしこの構図を知れば、プライマリーバランスが全く意味のない指標であるということがよくわかるのではないでしょうか。

しかも、消費税増税分ですら、実際は以下の図の通り、法人税の減税と富裕層の所得税の減税により相殺され、消費増税した分の税収は増えていないのです。

・特別会計と特殊法人の利権のしくみを追求した政治家 石井紘基

今から20年前、このアンフェアなしくみに気づき、このしくみを変えようと自らの足で調査、追求を行っていた政治家がいました。

志半ばで暴漢に刺され、不慮の死を遂げた、政治家石井紘基その人です。

石井紘基さんについては、このドキュメンタリーがわかりやすいので紹介させていただきます。

短い動画でサッと観れるので、ぜひご覧ください。

石井紘基さんは亡くなる直前に友人に手紙を残しています。(石井紘基さんの遺志を継ぐメディア TTBジャーナル)

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これにより、不都合な人はたくさんいますので、身辺には注意しますが、所詮、身を艇して闘わなければ努まらないのが、歴史的仕事ということでしょうから、覚悟はしていますが、それにしても、こんな国のために身を挺する必要なんてあるのかな、との自問葛藤も無きにしも有らずです。
ーーーーー

石井紘基さんが友人に書き残した言葉、それは、この知れば知るほどあまりにデタラメでむちゃくちゃなこの国の仕組み、国家ではなく利権のために仕事をする官僚組織、政治家達にほとほと呆れ果てて出た感想なのかな、と個人的には思います。

石井紘基さんの死から20年。

石井紘基さんの残した資料の段ボールを立憲民主党(旧民主党)は倉庫に入れっぱなしで何も調査していません。

与野党がタッグを組んで、この利権構造を死守していることがよくわかる一例です。

与党どころか野党ですらも、特別会計の利権に与っているからこそ、この構造が表に出てほしくないのでしょう。

このコロナ禍で、国民負担は過去最高の負担率。

しかし、一方では特別会計はジャブジャブにお金が余っているのです。

国民から、徹底的に搾り取る構図が透けてみえます。

消費税とは、お金の消費、経済の潤滑油であるお金を使う行為そのものに税金をかける税制。

本当に必要なのかを、十分に審議する必要があるのではないでしょうか。

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国民の目を欺く「特別会計の闇」を徹底追求!!!
クラウドファンディング READYFOR 2022年04月07日




■亡国予算 闇に消えた「特別会計」 北沢栄著 ~描き出される「官」が操る魑魅魍魎の世界

東洋経済 2009/06/15 塩田潮

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まず実態に驚き、次にこんな日本に誰がしたと憤慨し、誰もが「改めろ」と声を上げるだろう。

塩川正十郎元財務相が国会答弁で「母屋でおかゆ、離れで子供がすき焼き」と認めた国の特別会計の問題である。

2009年度予算でも一般会計とは別に、4倍の規模の特別会計が存在する。

それどころか08年度は一般会計の約59%に当たる約49兆円が特別会計に繰り入れられている。

「一般会計は特会事業に資金を渡す『トンネル会計』」なのだ(第1章)。

この特別会計は「官製事業の『資金源』」で、天下りネットワークに使われ、赤字の垂れ流しなのに、情報開示も不徹底、国民のチェックも利かず、ツケだけが回ってくる。

表題どおり「亡国予算」である。

官僚機構や財政の究明・分析で定評のある著者が、「『官』が自由自在に操る魑魅魍魎の世界」(第2章)を描き出した。

歴史的経緯、官の横暴と政の無力という構造を明らかにした上で、都市再生機構などの独立行政法人や道路財源といった実名を挙げて、金額や手口を詳述する。

諸外国の諸制度や改革のシナリオも提示している。

「離れ」の地下に隠されていた「埋蔵金」が掘り出され、いまや政府の新財源にもなっているが、実際は消費税16・8%分に当たる約42兆円もあり、「不用金10兆円強は毎年活用できる」というから、ほぼ無尽蔵ということになる(第4章)。

財政は破綻状態といわれ、消費税増税の議論が盛んだが、裏側にこんな事実が潜んでいれば本当に破綻寸前なのかと疑いたくなる。

この本の読者は「離れのすき焼き」に徹底的にメスを入れれば増税は不要と思い始めるのではないか。

少なくとも特別会計の抜本改革が進まないうちは消費税増税にゴーサインを送る気にはならないだろう。

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亡国予算 闇に消えた「特別会計」 北沢栄著 ~描き出される「官」が操る魑魅魍魎の世界
東洋経済 2009/06/15




■『だれも知らない日本国の裏帳簿』

石井紘基 (著) 道出版(2002/02発売)

・目次

第1章 だれも知らない税金の使いみち(日本国のほんとうの予算;経済は政・官に侵蝕され“寝たきり”状態 ほか)

第2章 国のウラ帳簿―特別会計(利権財政の「御三家」;公共事業と特殊法人の利権構造 ほか)

第3章 「予算」といわない財政投融資計画の闇予算(利権大国の巨大な財布;具体的な使途がしめされない財投の闇会計 ほか)

第4章 経済を機能マヒにおとしいれる補助金制度(ヒモつき年間補助金50兆円超;公共事業の「箇所づけ」と国会議員の「手柄」 ほか)

第5章 権力の市場からの退却健全な経済をとり戻すための改革案(ドラスティックな改革が必要;改革は順序をまちがうと悲劇になる ほか)







■『日本を喰いつくす寄生虫 特殊法人・公益法人を全廃せよ!』

(著:石井紘基 松文館 2011年09月02日)

・内容

特殊法人・公益法人を全廃せよ!

小泉流構造改革では日本は救えない!

代議士の特権「国政調査権」をフルに使って調べた、壮大な税金のムダづかい-------ビックリ仰天の真実。

「天下り官僚の退職金1億円以上」の腐敗を暴く!

日本崩落をふせぐための大提言!管制ビジネスによる市場経済の破壊で半身不髄状態なった今日の日本で不良債券処理を強行すれば、失業増と企業倒産のみが生じ、恐慌さえ引きおこしかねない。







■『告発マンガ利権列島 援助交際政治の現場を斬る』

(著:石井紘基 文藝春秋 1999年10月)

現識代議士が壮大な利権政治を告発する。

・目次

第1話 お化けビルー農水省の大無駄遣い作戦

第2話 審議しない会儀式ー国土庁の御前会議

第3話 川とダムの狂詩曲ー建設省の自然破壊活動

第4話 林道の百鬼夜行ー林野庁のヒミツ結社

第5話 援助交際のやりかたー農水省・運輸省に見る補助金と公共事業

第6話 防衛庁陥落!-防衛庁背任事件てんまつ記

追跡調査 天下るのほほん人生ー防衛庁幹部の場合

解説(ダレが傾財退国をつくったか?-素描・天下りと補助金

「あるべき姿」と「今の姿」-人口比と“官度”による経済構造論

日本が景気回復しないわけー逆マネーロンダリングの仕組み)







■『官僚天国日本破産』(著:石井紘基 松文館 1996年04月)

・内容

住専は氷山の一角。

もっととんでもない巨悪がある。

国の借金のツケを国民が払わされている。

これだけはぜひ読んでほしいと現職議員が足を棒にして調査した資料をマンガでわかりやすく初公開。





■『そして、日本の富は略奪される--アメリカが仕掛けた新自由主義の正体』

「政治家、官僚、大企業経営層、マスコミなどが礼賛する新自由主義。しかし、その実態は「改革」の名の下、旧来の社会を破壊し、蓄積した富を一部の人間が奪うためのイデオロギーだった」

著者/編集: 菊池英博
出版社:ダイヤモンド社
発売日:2014年01月





■『闇の世界金融の日本改造計画 日本人だけが知らない国際経済を動かす「たったひとつのルール」』

「ひと握りの「金融資本家」の絶大な影響力により、世界的な事件には「彼ら」の意図が大きく作用する」

著者:菊川征司
出版社:イースト・プレス
発売日:2015年10月30日





■『日本が自滅する日―「官制経済体制」が国民のお金を食い尽くす!』

(著者:石井紘基 出版社: PHP研究所 2002年1月1日)





■特別会計を通じて日本の富はアメリカへ

2019年12月26日  楽しく生きないと人生もったいないぞ!おじさんのブログ





■国家予算の特別会計予算2020年度約391兆円の内訳と過去の推移まとめ

公務員総研 2022年8月3日





■税収の2/3が『特別会計』という官僚のやりたい放題の金庫に入っていく

gooブログ 2014-08-08





■日本を食い荒らすものたちの正体

アメブロ 2016-08-27 HARUKI




■”特別会計”の闇(石井紘基)

アメブロ 2021-01-03 seiーkeiブログ




■石井紘基刺殺事件と特別会計の闇について考察!

2020/8/17 管理人のぼやき特集!

https://管理人のぼやき特集.com/2020/08/17/ishiikoukishisatsujikenn/




■【16年前の預言】暗殺された石井紘基の凄まじい国会質疑 全文

アメブロ 2018年08月25日 ☆Dancing the Dream ☆




■国民から集めた税金・約400兆円が毎年DSに奪われている!!

gooブログ 2022-10-29





■日本はなぜ、アメリカに金を盗まれるのか?

~狙われる日本人の金融資産~

(著者:ベンジャミン・フルフォード、発売日:2015年06月、出版社:メディアックス)

「米国は、TPPで郵政、年金、農協マネー総額500兆円の収奪を企てる」

「アベノミクスからTTP問題で日本の富を奪う」

ベンジャミンフルフォード『フォーブス』元アジア太平洋局長

・楽天ブックス 





■「日本経済は植民地化される」

~TPPに隠されたアメリカの卑劣な手口~

・悪魔のTPP、アメリカの真の狙いは何か

・そして、日本の富は略奪される

ダイヤモンドオンライン 2014.2.3

菊池英博:日本金融財政研究所所長





■政府の農協改革、裏に米国の強力な圧力が発覚 

「JAバンクは農協と信用農協、農林中央金庫で構成され預金残高は90兆円」

「米国政府と米国金融、保険の多国籍企業、日本政府に対して絶えず圧力をかけている」

Business Journal(2015.09.01)





■やっぱり郵政民営化は郵政私物化であり、郵政米営化だった

・『ゆうちょマネー』はどこへ消えたか

「米営化」というのは、ゆうちょマネーを米国の資金繰りに使いたいという米国の思惑だ

日刊ゲンダイ(講談社)2016/05/15





■日本経済を“丸ごと刈り取った”ユダヤの陰謀とは? バブル経済崩壊、その巧妙な手口を完全暴露

・日本の富を「刈り取る」ために80年代に実施された仕込み

・バブル経済はこうして生まれ、急激に崩壊させられた

exciteニュース 2016年11月8日





■起承転結で学ぶ、日本経済のバブル崩壊から異次元緩和までの歴史

・日本経済が破滅に向かう転機となった「プラザ合意」

東条雅彦 | マネーボイス





■中川氏「もうろう会見」

「中川氏は財務大臣就任以降、米国債の買い増しを拒否」

「米国に従順でない政治家はことごとく不可解な死」

「中川氏の父親も絞殺の疑いが強い。米石油メジャーとは別のルートでロシアからの原油輸入を模索」

「痛快言行録 亀井静香が吠える」





■【晋三よ!国滅ぼしたもうことなかれ―傘張り浪人決起する】(著:亀井静香、2014/12発売)

・日本を破壊する晋三政権(アベノミクスは絵空事だ;晋三を操る新自由主義者どもの大罪)

・弱者をむさぼり喰う外来資本主義から日本を守る!!

紀伊国屋書店





■第二次安倍政権以降「自殺&不審死」リストを公表する

FRIDAY 2018年03月16日





■”石井紘基” 迫った特別会計の闇

Sei-keiジャパン 2021-12-4





■フジテレビ「日本病の正体」


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