「物語がつながる、あいうえお表」つくってます。
「物語がつながる、あいうえお表」という商品を作っています。
その名の通りあいうえお表(五十音表)で、minneやCreema、メルカリShopsで販売しています。
これは1人目の育休中につくり、それから細々と販売しているのですが、実はイラストが得意なわけでもありません。
そんな私がなぜあいうえお表を作ったのか?
そんな話を書ければと思います。
あまり誰の得にもならない日記のようなものです。
デジタルじゃない、「手触り感のあるなにか」を作りたかった
2010年に新卒でDeNAに入社してから、最初の2年間のHRの期間以外はずっとデジタルサービスを作ることに携わってきました。
ゲームやメディア、そして今はヘルスケアサービスを作ったりしてます。
こういうデジタルサービスはすごい好きだけど、手の中のスマホに収まるものじゃなくて、スマホからはみ出て、誰かの生活の中の一部に収まるようなものが作りたいな、と、ずっと思っていたりもしました。
ありがたいことに、育休中、子どもが生まれて数ヶ月も経つと、割と日々の生活の中で心の余白が出てきました。
ざっくり言うと、ちょっと暇になりました。
あいうえお表は、原色ものばっかだった
作るなら子育てグッズを!というのはずっと決めていたのですが、当時の生活の中で、探しても探しても見つからなかったのが、自分の家に合うあいうえお表。
最近でこそおしゃれなあいうえお表がたくさん出てきてますが、当時はザ・原色!みたいな、生活感ありありのあいうえお表ばかりでした。
リビングになじみ、かつ親子で一緒にたのしく会話できるような、そんかあいうえお表が作れるといいなーと、勝手に企画書を作っていました。
とはいえ私のイラストのセンスは皆無なので、温めていた企画を大好きなイラストレーターのむうめぐさんにお話しさせていただいたところ、快くイラストを引き受けてくださりました。
紙にも、こだわりをもちたい
せっかく作るなら、ということで、紙にもすごいこだわりました。
ヴァンヌーボVG ホワイトという紙を使用しているのですが、
暖かみのある豊かな手ざわりの紙で、非常に品質が高く、発色も非常にきれいです。
白すぎない自然な白さでリビングにも馴染む、変に浮いたりせず、生活の一部に溶け込むような、そんな紙です。
もし手に取る機会があれば、ぜひ紙の手触り感を感じていただければと思います。
梱包の時間ですら、楽しい
普段仕事をしていると、いわゆる「単純作業」は、できる限り効率化したり、人がやらなくてもいいようにしたりと、一番先に淘汰されやすいものな気がします。
でも、ものを販売すると、梱包という「単純作業」が必ず発生します。
驚いたのは、この梱包の時間ですら、楽しい時間に変わった、ということ。
このあいうえお表を見ながら、どういう楽しみ方をしてくれるだろう、そんなことを考える時間はとても豊かな時間で、自分だけの秘密の時間のようでもあります。
その時間を得られたことが、もしかしたらいちばんの収穫かもしれません。
いろんなとこで販売中!
あいうえお表は、A2のポスターと、B3のお風呂ポスターを販売中です。
メルカリShops
minne
Creema
ぜひ、おこさまと楽しみながら、使っていただければ、と思います🙂
おしまい。