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独り立ち 後編

良かったら前編も読んでみてください。

というか、前編を読まないと後編は意味がわからないと思います😋


じゃあ、新人は先を読んで仕事ができないのでしょうか?センスがない人はいつまで経っても独り立ちできないままなのでしょうか。

私はその答えは「標準化」にあると思っています。

標準化というのは製造業では普通に用いられる概念だと思います。もっと簡単な言葉で言うと「マニュアル」ですかね。

陽は、何をやればいいか、というのが決まっていれば、新人でも最低限の仕事ができます。それができるように、マニュアル化しておけばいいんです。

もちろん、マニュアルがあればベテランと同じ成果を新人が出せるか、というと、そういうわけにはいかないと思います。ですが、その仕事に求められる最低限の成果は出すことができます。

また、マニュアルがあれば、それを使って教育することができます。新人にはとりあえず仕事をやらせて覚えさせる、失敗させて覚えさせる、という会社もまだまだ多いと思います。そういうやり方が必ずしも悪いとは思いませんが、効率は極めて悪い教育方法です。私の会社も、先輩に教えてもらったことはほとんどない、と多くの社員が口をそろえていいます。だから、自分も後輩に教えられないんです。

標準化が進んでいる部署は、部下が独り立ちするまでの時間が短くなります。そして、標準化を常に頭に置いて仕事をしている社員は、後輩に対する教育も上手だなと感じることがあります。何が大事か、というのを言葉で説明できるからなんでしょうね。

標準化についてはまだ言いたいことがあるので、また別の機会に書いてみたいと思います。

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