性(さが)と運
性とは
性と書いて、「さが」と読みます。
これは性格とかいうものではなく、それこそ魂が生まれ持ったものというレベルのものです。
癖と似ている感じで、本人の意志でも制御できないようなものです。
なので、この性がどうしようもない状態の人、例えば、殺人鬼とか、は運がよくなり様がありません。
殺人鬼までとはいかなくとも、平気で嘘をつくような人も同じです。
成功のヒントは行動力
先日の大相撲で、念願の大関優勝をした貴景勝は、本割(最終日の相撲)で照ノ富士に負けてしまいました。
その圧倒的な勢いを見て、「優勝決定戦でも負けるのではないか」という声がありました。
その時、貴景勝は、こう考えたと言います。
脳の指令で体は動くけど、初めて脳を止めて体に任せてやりました
「下手な考え休むに似たり」と言われますが、正にその理屈を体現して、優勝を掴んだ言葉ですね。
あれこれ考えるより、とにかく行動しなさい。ということです。これは運を引き寄せる上でも、とても重要なことです。
世の中の常識は非常識
現代人は、情報の渦の中で、思考停止になっている場面を多く見ます。
風邪薬を「風邪を治す薬」と認識している人が2割以上もいるとか。
風邪を治せる薬が発明されたら、ノーベル賞ものと言われてます。所謂ウイルスに効く薬は開発が難しいのです。
日本人は学校教育をしっかり受けて続けてきたので、正解を求めて行動します。
でも、世の中には、正解なんてないことがほとんどです。
強いて言うなら、確率論で、「確率的に高くなる」ぐらいの感じなのですが、よりよい正解を求めて、頭で考える癖がなかなか抜けません。
運は逆張り
株の名言に「悲観の中に生まれ、懐疑の中に育ち、楽観の中で成熟し、幸福感の中で消えていく」というのがあります。
みんながダメだと思ったときに買って、ブームになった時に売る
これが株で利益を得る一番の方法だというものです。
いわゆる逆張りですね。
勿論、バブルの様な時には、勢いに乗って見ることも大事ですが、降り時が難しものです。
それよりも、普通とは真逆の動きをすることが、成功を収めるヒントになります。
運をよくするには
運をよくするには、「行動力・判断力」このスピードアップです。
貴景勝のように、とにかく行動することです。
「相手が変化したらどうしよう」なんて考えていては、突っ込むことはできません。そんな考えが1ミリでも浮かんだら、きっと優勝できなかったでしょう。
中途半場なことが、一番ダメ。
失敗しても、また明日頑張ればいいです。
それよりも、失敗を恐れて、やるべきことを先延ばしにしてしまうことが、運から見放されることになります。
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