天気の子と君の名は
映画「君の名は」。「前世」とか、「結び」とかが盛り込まれていて、大好きな映画のひとつです。ブルーレイも買って、何度か見ています。
その一方で、同じ新海誠監督の作品、「天気の子」は見たことがなかったんですね。よくわからないのですが、見るチャンスを逃していました。
その「天気の子」が先日TVで放映されました。
直ぐ見る機会がなくて、昨日ようやく見ました。
天気とは
さて、あなたは、「天気」と聞くと、どんなイメージを持つでしょうか?
ちょっとだけ時間をとるので、考えてみて下さい。
いいでしょうか?
私は「天気」と言うと、「晴れ」と思っていました。
それこそ、童歌の「ああした天気になあれ」という場合はの「天気」は、「晴れ」を指しているからです。
でも、よくよく考えると、「明日の天気は」と言われれば、「晴れ」もあれば、「雨」もあり、「雪」もある訳です。
あなたはいかがだったでしょうか?「晴れ」組か?「天気は色々」組か?
先ほどの例でいうならば、私にとっての「天気の子」は、「晴れ女」であり、映画でも当初はその通りだったのですが、結局は、「雨女」だったりしています。
まあ、この解釈がいいのかは分かりませんが、そんな感想です。
いずれにせよ、先入観の及ぼす影響は、「フラットな見方の最大の邪魔になる」ということですね。
勉強熱心な皆さんのことですから、「ああ、認知バイアスね」みたいに答えられるかもしれませんが、そう、勝手な思い込みしている場合が、結構あるんですね。
でも、それが普通の人の認知だったりするので、その点をしっかり押さえないと、「何で売れないんだろう?」みたいな気持ちになったりします。
情報収集におけるバイアス効果
何だか、小難しいタイトルですが、要は、何かを調べようしていても、結局は、「自分の行動・意見を肯定してくれる根拠探し」をしているだけだったりします。
なので、何かを調べるときには、できるだけ、自分の意見とはかけ離れた意見に耳を傾ける、この場合は、目を傾けるかな?ようにしています。
天気の子の別解説
前回話題にした新田さんが、「天気の子」と「君の名は」の違いについて解説した記事があります。読んでから、再度映画を見ると、「なるほど」とか思います。
その意味では、自分の認知バイアスを自覚するよい機会になるのではと思っています。参考までに。
あ、ネタバレ満載なので、まだ「天気の子」を見ていない方は、見てからにしておいてください。