実力の世界と運の世界
JTBが1000億円の赤字
旅行業界再大手のJTBが、過去最大の1000億円の赤字となる見通しと発表されました。それに伴い、6500人の退職希望者を募るそうです。
店舗も115店舗閉鎖し、ネット販売に重点をシフトしていくとか。
普通に考えれば、今さらですが、こういうコロナ禍の状況になるまで、それを推し進めなかった会社の先見の明のなさが出た感じですね。
船頭多くして船山に上る
企業は、母体が大きくなるほど小回りが利かなくなります。
今回のJTBに限らず、ネットでの売り上げは年々増加の一途です。
しかし、それを気にしながら、旧態依然とした事業形態をとっていては、今回の様な想定外の事態が起こった時には、もう間に合わないことになります。
業界トップの企業であれば、当然そんなことを予測し、提案していた優秀な社員もいるでしょうが、それを実行できる風通しのよい社風があるかどうかが、その後の企業の成長に大きく影響します。
結局、大企業は、船頭が多くいるので、前に進むのにも時間がかかり過ぎる訳です。
退職する社員とは
コロナ不況で、早期退職を募集する企業の話題には事欠きません。
では、この早期退職に応じる人はどんな人でしょうか?
感のよい人であればお分かりでしょうが、早期退職に応じたら、自分の力で将来を切り開く必要があります。つまり、それに耐えうる人が、早期退職に応じることになります。
つまり、実力のある人が去る
ということです。
逆に、残る人はと言えば、極端な言い方をすれば、「会社にしがみつくしか生き延びる方法がない人」ということになります。
つまり、「実力のない人」です。
実力のある人が去り、そうでない人が残る。そんな会社はどうなるでしょうしょうか?
当たり前ですが、企業の寿命が更に短くなる訳です。
実力の世界の厳しさ
とは言え、実力がある人でも、今までのような報酬を手に入れる人は一部です。
むしろ、多くは、上手くいきません。
それは、上には上があるからです。
丁度高速道路と同じです。
いくらスピードを上げても、必ず前に車が走ってます。
当たり前の様で、この意味は重要です。
いくら頑張っても、自分よりも実力のある人は必ず存在します。
なので、実力でNo.1になるのは難しいのです。
運の世界の生き方
その点、運の世界で生きていくと、実力とは関係なく上手くいきます。
身の回りを思い出してください。有名大学を出てなくとも、会社を経営し、大金を手に入れている人や二代目、三代目でのほほんと毎日をすごしていても、一般人よりもはるかに多くの報酬を得ている人もいます。
結局、人の成功は、「運」に左右されるので
運の世界の成功
運の世界を生きていくと、先ほどの例で言えば、さして努力してなくとも、会社が上手く回り、収入も平均の何倍ももらえる訳です。
高速道路とは対照的に、ゆっくり走っていても、前に車はいないし、や吐く目的地に到達することができます。
なんだか、ドラえもんのタイムマシンに乗っているような感覚です。
同じ人生、ならばドラえもんの力を借りて、楽に上手くいく生き方を選びませんか?
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