セールスの極意
ネットになると人格が変わる
世間では、「ネットのクレーマーほど、実生活では大人しい」という話があります。
これかなりの確率で当たってると思うのですが、「顔が見えない」、「素性がばれない」からと言って、いや、錯覚して、偉そうなことを言う人間(いや、このレベルは猿ですね)ほど、実際に合うと、おどおどしてる人間が多いんです。
これ、社会生活でも同じで、自分が営業をしているときは、借りてきた猫のごとく、低頭平身の態度を取る人が圧倒的に多いです。
これ逆も言えて、普段はおとなしい人が、ネットになると、「ゴリゴリに売りつけてくる」とか、「モラル無視で宣伝して来る」なんて話はよくあります。
売りたいオーラは、人を避ける
量販店での接客とかは、ほとんどの人が経験済みだと思うんですが、買いたい気持ちがあっても、グイグイ来られると、「まあいいわ」となります。
買う気満々で来店しているならまだしも、友達との待ち合わせで、「時間があまったから」みたいなときに、グイグイ来られたら、嫌な印象しか残らないはずです。
これ、SNSでも同じで、「何か売りたい」という下心があって接近すると、必ず見破られます。
いや、私自身、痛いほど経験済です。もう、死にかけるほど、繰り返しやっちゃいました。
「逃げられる!」と分かっていても、「背に腹は代えられぬ」ということで、ついやっちゃうんですね。
お客さん、いや、一般人は、「売り込まれる!」というのを本当に嫌います。特に、日本人は異常なほど嫌います。
本当は欲しい場合もです。
なので、売れる一流セールスマンほど、そのオーラを隠して近寄ってきます。そして、「私ほしいんです」という合図が出た瞬間に、オオカミに豹変するんですね。
買いたいのにセールスマンは嫌い
矛盾しているんですが、買いたくても、売り込まれるのは嫌。
買いたいのに、セールスマンは嫌い
という感覚を持つ日本人は、結構な割合で存在します。
でもですね、買いたいつもりで行くとなると、知識豊富で、それなりに任されているスタッフさんなら、お客さんの方から近づきます。
だって、買うのなら、いいものがほしいし、価格も安くしたいし、できたら、おまけがほしいんです。
昔の諺に、「嫌いきらいも好きの内」なんてのがありましたが、まさにそうなんですね。
インスタグラムとフェイスブックの違い
実はこの感覚、インスタグラムとフェイスブックでも如実に現れます。
フェイスブックは、基本、本名登録で、個人情報もかなり公開されてます。
その点、インスタグラムは、匿名性が高く、どこのだれだか、分からないアカウントがかなりあります。
何を隠そう、私自身、インスタグラムのアカウントは4つぐらい持ってます。
ここからわかるのが、フェイスブックはかなり個人的な関係を保っているのに対し、インスタグラムは、匿名性が高い、緩い関係でつながっているということです。
なので、セールスを掛けるなら、インスタグラムはセールスマンタイプの強めでもOKですが、フェイスブックは、人間関係重視なので、いきなりの売り込みは、信用を一気に無くします。
コロナ禍だから人の縁を求めてる
とは言え、じゃあ、フェイスブックは、あまり売り込みをしない方がいいのか?というと、必ずしもそうではありません。
フェイスブックは、一度人間関係ができれば、いわゆる友達感覚で、結構グイグイ行けたりします。
そして、コロナです。
コロナで、人との関係が希薄になった今は、昔以上に人とのつながりを求める人が多くいます。
だから、チャンスなんです!
売り込まず、相手の立場に立って信頼関係を築けば、後は、放買っておいても、勝手に商品が売れ居ていきます。
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【年金はもらうものではなく、返すもの】
コロナで、もう元の状態には戻りません。いつまでも、国や他人や何かに頼っていては、自滅の道まっしぐらです。
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