母親の居ぬ間にキングダム
昨日CCU(コロナではないですよ~!)に入院した母親ですが、今日午前中に
一般病棟に変わりました!
と連絡が来ました。とりあえずは一安心です。
さて、日頃は母親の介護で時間が取られていて、なかなか見れなかったものがあります。それは
これは、秦の始皇帝が、仲間と共に中華を統一するまでの史実に基づいた物語を漫画で描いたものです。いわゆるサクセスものということで、事業を展開している方には絶大な人気がある漫画です。
これが、4月からNHKで第三期シリーズが始まりました。
天下のNHKで放映されるというのも、ある意味凄いですね。
先週までに放映された3話を一気に見ました。
うん、途上人物の顔が、かなりソース顔になってる。まあ、それはともかく、第三期は、函谷関の戦いを描いています。
この戦いは、春秋国時代をの終わりを告げ、秦の統一を決定的にした戦いとなります。一平民から将軍を目指す若者、信を自分と重ね合わせる経営者にとっては、モチベーションアップに最適な人材です。
しかし、今はそれを超える人気漫画があります。それは
そう、鬼滅の刃です。
この漫画は、鬼になった妹を救う兄の活躍を描いたものです。この漫画が人気なのは、死を独自なタッチで描いているところです。
人を喰らい、誰からも憎まれる存在である鬼が、死に際に、人間としての記憶がよみがえり、綺麗な存在として消えて行く。
いみじくも儚い存在である鬼
これが、人々の共感を呼んでいます。
そもそも、誰の心にも鬼は存在します。それを撃ち殺すも、鬼に食い破られ畜生となるも、己の信念次第。そう、この漫画は訴えています。
先の【キングダム】の信は、高度経済成長期の象徴としてのサラリーマンであり、【鬼滅の刃】の竈門炭治郎は、混沌とした時代に生きる、一般庶民の代表でもある訳です。
流行っているものは、アニメに限らず、時代を反映した内容です。
なぜそれが多くの人に受け入れられているのか。どこに共感される部分があるのか。ドラマの流れを自分の人生と重ね合わせて見ることで、時に涙し、時に、怒りを覚えるのです。
感情は、心の増幅装置。違う視点で、冷静に自分自身を振り返ると、忘れていた自我に気付くことがあります。
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