AIレンダリングVerasを使ってみた
今私は美容院のリノベーションを担当させてもらっている。
まだこの国に来て、4か月、働き始めて2か月くらいで、設計の実案件を任せてもらえるなんて思ってもいなかった。
本当にラッキーだし、ありがたい。
その流れでパースを作っていたのだが、その道に詳しい方にAIの活用法についてレクチャーしていただける機会があり、まさに目から鱗だった。
建築業界はITの進化に疎いところが業界全体としてあり、かく言う私も図面やパースは手書きの作業を好んでやっていた。
しかしAIの活用法や実例の話を聞いたら、その姿勢を改めないといけないことをひしひしと感じた。
今回はその中の一部、Verasについて、どんなことができるのかだけ紹介したい。
まず私がArchicadを利用し、作成したパースがこちら
そしてそれをVerasに読み込ませ、作らせた画像がこちら
このように指示する内容や、AIにどれだけ自由度を与えるかの数値の変更で、ものの数十秒で色んなパターンの画像を生成してくれる。
、、すごい。。上限枚数はあるものの、無料でここまでできた。
公的な画像として使うにはまだまだ細かいところの精度が低いが、商談段階や、イメージの擦り合わせなどには大いに役立つ。
ほかにも間取りを勝手に考えてくれるAIや、図面から法律や条例のチェックをしてくれるAIなど(これはまだテスト段階のよう)、まさに、時代の進化。
人の手が極限にまでいらなくなるところまできた。
こうやってAIはものすごい速さで進化している。
本当の恐怖は、AIに仕事を取られることではなく、このAIの進化についていけず、時代に取り残されることかもしれない。AIを活用し共存し、その変化に随時対応する柔軟な姿勢を持たなければ、という危機感を覚えた。
それほどまでに私が知らない内に想像の数倍もAIは進化を遂げていた。
今の会社は、どんどん新しいことをしよう、TRY and ERROR!
の方針なのですぐ試して実行できる。
こういう勉強の機会に感謝しつつ、自分の技術をどんどん磨いていきたい。