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皮膚科の先生の言葉 「これ『酒さ』だね

ただいま52歳。
ありがたいことに、目立つシミがなく、「お肌もツヤツヤしているね」と周りの友人は言ってくれる(たぶんお世辞もあるだろうが😅)ただ52歳にしては、肌艶が良い方だと思う(自分で言うのもなんだか😅)日々お手入れには気をつけているつもりだ。このように肌の手入れに人一倍気をつけるようになったきっかけは、10年前に起こった悪夢の肌荒れがあったから・・・


⚫️10代は悲しいかな”ニキビ肌”・・・

 10代の頃。ニキビ肌。青春のシンボルかなんだか知らないが、若い女の子には悩みの種だった。当時は病院に行くという頭はなく、市販のニキビ薬を使用したり、洗顔をこまめにしたり、油物を控えたり。とにかく肌はオイリーで、一度に脂取り紙を2.3枚は使っていた。そんな私にバイト先の奥さんが「クロロフィル」という化粧品が良いよ!と教えてくださり、バイトしたお金で「クロロフィルの美顔教室」へ通ってみることにした。とにかく「クロロフィル」=「緑色」なのだが、そこの化粧水やクリームを指示通り使用し、肌を柔らかくしてニキビを絞り出スノである。もう30年前くらいの話なので今はどうやっているのかわからないが・・・
 私にはクロロフィルの化粧品が肌にあっていたのだろう。20代前半には綺麗にニキビはなくなり、たまに大きいのはできるが、洗顔を頑張れば治っていた。

⚫️ニキビが治っても肌はオイリー!!😭

 20代・30代の肌はとにかくオイリー。
それがまた悩みの種。CMで女優さんの肌を見ては、「あの肌は一体どうなっているの?」と羨ましくて仕方なかった。
良いと言われるスキンケアをいろいろ試すのだが、効果があるわけでなく・・・
一度、1本2万円する化粧水も使ってみたことがあった💦
しかし貧乏性の私がしたことは、その化粧水に目盛りをつけ、できるだけ節約して使用。
 今ならわかる。化粧水は、たっぷり肌を潤すために使わないとダメだということが。高い化粧水は確かに良いものだと思う。しかし、身の丈にあったものを使わないと貧乏性の気質が出て結局は意味をなさないことを知った。

⚫️40代に突入、あれ?急に乾燥肌に💦

 あれだけオイリー肌に悩まされ、脂取り紙が手放せなかったのに、なぜか40歳を過ぎたあたりから、口の周りがカサカサしてきて??次に、こめかみ辺りが妙に痒い。何?なんで?
 POLAの『初回の方は格安でエステ!』に行った時、エステ員の方に「びっくりするくらい乾燥してますよ!」と言われ、私の肌が変化し始めてきたことを実感した。
 あれだけ脂取り紙が必需品だったのに、今度はオイル美容液が必需品になってしまった40代💦ファンデーションは粉うきするし😭そんな時に出会ったのがアルビオンの化粧品だった。今まで使っていた化粧品のランクも上がり、アルビオンはそれなりに私の肌を潤してくれるアイテムとなった。

⚫️45歳ごろ、恐ろしい出来事が・・・

 乾燥肌ともうまく付き合いだし、夜は顔がテカテカ状態で就寝。朝はたっぷりクリームからのメイク。夕方になると、そのメイクも粉ふき状態。
 そんな日々の中、「あれ?小鼻の周りにポツポツと、ニキビ?かな。ニキビのような、小さな小さな水膨れのような?」これは嫌だなぁと皮膚科へ行ってみた。
 皮膚科で言われたのが「乾燥からくる肌荒れですね」やっぱり、また『乾燥』ですか😅恐るべし乾燥肌。処方してもらった薬を塗布してその日は就寝する。
 夜中、「なんか顔が熱いなぁ、火照ってる感じ」眠さと戦いながら鏡を見ると、「何これ。顔が猿のお尻くらい真っ赤💦」とにかく水で火照りを抑えるが全く引かない。冷えピタを貼って寝たが、朝になっても真っ赤な状態。仕事は休めないし、マスクをして出勤。皆が二度見するし、恥ずかしいし。退勤と同時に病院へ。
 「んーじゃあとりあえず、この薬に変えてみようか」病院の先生から処方した薬を塗ると、あら不思議。嘘みたいに赤みも引き、そして『お肌がツルツル』になったではないですか!やっぱりお肌がツルツルなのは嬉しいなぁ。ウキウキしながら2,3日を過ごす。
 あれ?またポツポツとニキビが。今度は今までできたことないほっぺたに。また急いで薬を塗る。するとやっぱり何もなかったようにお肌ツルツル。だけどまた2,3日すると、ポツポツと・・・
 それからの私はポツポツが出れば薬を塗布し、だんだん塗布する領域が広がり、顔全体に塗るしまつ。薬を塗ると本当に綺麗になる。もうこの薬が手放せなくなってしまった。これが悪夢の始まりでした・・・

⚫️ポツポツニキビの正体

『ニキビが出ては薬を塗る』の繰り返しをしているうちに、ポツポツがますますひどくなる。悩んだ末、違う皮膚科へ行ってみた。先生に顔を見せるのも恥ずかしかったが、そこの皮膚科はのんびりおっとり先生で
 「これはー、酒さ(しゅさ)だねぇー。」
 「ん?酒さ?何ですか?それ」
 「中年の男性に多いんだけどねぇー、今使っている薬、今日からやめてね」
先生の口調はとてものんびりで。変に焦る💦でもそこでわかったこが・・・
 私が今まで使用していた薬にはステロイドが入っていたらしい😰素人の私でもステロイドはあまり使わない方がよい薬だとは何となくわかっている。  
 前の病院の先生がどうのこうのと責めるわけではないが・・・
 新しい病院の先生は「前の薬やめてね。薬、新しくするね。一旦ひどくなるけどね。」私の心はドン族で、新しい薬を処方してもらい、落ち込んで帰宅した。
 前の薬を使わず2,3日が過ぎ、先生が言っていたようにポツポツニキビが顔中にでき、顔の赤みがよりひどくなる。1週間すると肌がゴムマスクをしているようにゴワゴワしてきた。これからどうなるのか不安で仕方がなかった。 
 診察日、先生の一言は「大丈夫、大丈夫。治る治るー」なぜかその先生の「のんびり口調」が落ち込んだ私の心に安心を与え、その言葉を信じ、薬を飲み続けた1ヶ月。あれだけ肌がゴムタイヤのようで、赤味がひかず、ニキビだらけだった肌が何もなくなるまではいかないが、肌が元に戻っていくのを確認しだした。
 原因は正直何だったのかその呑気な先生は、あんまり教えてくれなかった。教えてくれないというか、聞くタイミングが掴めず(のんびり口調で聞くタイミングがわからなくて)まぁステロイドの薬を塗り続けてしまったことが要因だとは思う。最初の病院で言われていたのは「塗り過ぎないでね」だった。その言葉を頭の片隅に追いやり、塗れば塗るほど綺麗になるお肌のルーティーンから抜け出せなくなってしまっていたようだ。

⚫️あの思いは二度としたくない!

 4.5年前の経験を生かし肌に対する手入れの仕方に気をつけるようになった。自分の肌を知るようになった。私の肌は敏感肌の乾燥肌。皮膚が薄いようだ。だから毛細血管が目立ち、赤ら顔になる。若い時にオイリー肌と思っていたが、実は乾燥肌で、乾燥を防ぐために体内から油脂を放出していたようだ。40歳を過ぎて、体内からの油脂の分泌量が減ったため自力では補うことができず粉ふき肌になっていったようだ。
 今現在、肌に負担をかけないスキンケアに気をつけながらお肌の手入れを心がけている。とにかく保湿はしっかりと。そこに気をつけているおかげで、50歳にしてお肌はツルツル。自分でいうのも何ですが、ツルツルです😁
 『いくつになっても女性は美しくありたい』ものなのです🌈







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