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15 「しょうがないやん」という言葉 赤塚さんへ

「しょうがないやん」という言葉 赤塚さんへ

台風の影響で、モナの森に来たら、薪置きの上のトタンが3枚剥がれ、家の周りを歩いたら、2階の部屋の網戸や何かわからないけれど家の部品のアルミの板が落ちていました。栗の身も、銀杏の実も熟す前に落ちていました。
赤塚さん、私は「やれやれ」と言って、もちろんだけど、誰かに怒るわけでもなくて、しょうがないなあとそれをなおさなくちゃなあと思うのです。

それなのに、相手が人だったら、どうして私はしょうがないなあと思えないのかなと考えていました。
赤塚さんがイスラエルに連れて行ったときに、出路ちゃんが、「かっこちゃん、三つの言葉を思い出したよ」と言いました。
「小さい頃からな。ずっと使ってたんやった。『かわいそうやん』『なかよせいや』『仕方ないやんか」この三つ』
出路さんはたぶん小さい時にガキ大将だったのだと思います。仲間が喧嘩したら、強い方に「そんな殴ったり、いじめたらかわいそうやんか」って言ったのだと思います。そして「なかよせいや」って言ったあと「しょうがないやんか」ってきっと言ったんですね。
それはきっと、相手には相手の都合があるよ。気持ちがある。自分にもあるように、相手にもそう言ってしまう、やってしまう理由があったんだ。受け止めあおうな、とそういう意味だったのでしょうか?
赤塚さん、昔、養護学校で一緒に勉強した詩の上手な大ちゃんが「空には空の気持ちがある」と言いました。私が「あーあ、雨やだなあ」って言ったときでした。
そんなことを考えていた今日、赤塚さんがFacebookに書いておられたよ。
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磨いて磨いて、人のいいところしか見えない自分になります。
そうでないところが見えても、それは自分の投影だと受けとめ、人に嫌な思いをさせないようにします。
どんなことがあっても「~にもかかわらず」笑っている人であろうと思うのです。
今日も、人間関係の中で、磨かれてゆけること喜びます。
ネットで他人の悪口を吐き出す者に嫌悪感を抱くのは、それが自分の中にあるからに他なりません。
わたしが変わります。
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わあ、なんて素敵でしょう。赤塚さん。私にはなかなかそれができません。だから、大ちゃんのように、「空には空の気持ちがある」「相手には相手の都合がある、気持ちがある」そう思えないで、あーあ、がっかりってなっちゃうのですね。
でも、赤塚さんが言ってくださいました。「わたしが変わります」って。そうだ、人は変われますものね。私も変わるよ。何度も何度も思い出さないといけないかもしれないけど、でも、出路ちゃんも、赤塚さんも、大ちゃんも教えてくれたもの。
もし、「やれやれ」って言ったとしても、怒ったりはしないようにしよう。だってね。村上先生も教えてくださったのです。みんなそれぞれすばらしくて、それぞれの臓器はそれぞれの都合があるけど、知らず知らずに他のために動いてるって。
それがサムシング・グレートの約束事なのですね。

赤塚さん、もうすぐ石垣島に行くのですね。私も一緒に連れていってもらうの。またリカちゃんやひろこちゃんやみんなとうれしい時間が持てますね。やったー

それではまたね。  かつこ

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