英語教師に必要なもの・・・それは「ハッタリ」
私の嫁は大学で英語を教えています。この大学がなかなかの大学で、すべての授業が英語で行なわれ、卒業には1年間の留学が義務付けられています。
嫁とはしょっちゅう英語教育について話し合っています。(夫婦の会話が英語教育っていうのも変ですが・・・)
さて、嫁は県内の小中学校に出かけ、授業を見てアドバイスするという指導主事のような仕事もしています。
ある日嫁にこんな質問をしてみました。
「県内を見て回っていて、いい英語の先生だなあって感じる人の共通点ってある?」
しばらく考えた後、こんな答えが。
「この先生についていったら、英語得意になりそうって思わせるようなハッタリができる人かな」
詳しく聞くと・・・
「多少英語に自信がなくても、英語を学んでいる姿を見せたり、楽しそうに英語を使ってALTとやり取りする姿を見せたりして、生徒が「この先生について行けば、大丈夫そうだなあ」って思うような先生は、いいよね」
自信がなさそうに、英語を話していたり、ALTと喋るのを拒む・躊躇したり、なんて姿を見せていれば、生徒が英語を好きになるわけないですよね。
英語教師は、生徒にとっての最も身近な「ロールモデル」なんだよなあ、と思った夫婦の会話でした。