コント#34「クイズ・クレイジー」
とある日の事だった。テレビ局のスタジオでは一人の男性芸人が、クイズ番組「クイズ・クレイジー」に出演していた。解答席に座り、天の声で男性司会者が出演していた。
司会者「さぁ始まりました。クイズ・クレイジー」
芸人が少し不機嫌な顔で
芸人「どんなタイトルなんだよ。てか聞きましたよ、これ結構罰ゲームがやばいって」
司会者「はい。問題を間違えると、クレイジーな罰があるのでご注意ください」
芸人が少し怒り気味になりながら
芸人「だからさ。俺断ったのに、なんで出演になってるわけ」
司会者「さぁ行きましょう」
司会者が芸人の言葉を無視して、進行を進めようとする。司会者が続けて
司会者「さぁ第1問目です。クイズ・クレイジー。今のアメリカ大統領であるジョーカー大統領の息子の名前は何?」
芸人「知らねぇよ。てか息子いたのかよ、あの大統領」
怒る芸人。しかし刻々と時間が迫ってきている。そして芸人が出した答えは
芸人「えっとジョーカージュニアトランプ」
完全に適当に言った答えだ。当然不正解音が流れた。すると芸人が怒りながら
芸人「分かるわけないだろ!!何だこの問題は」
司会者は冷静に
司会者「違いましたね。えっと答えは、ジョーカープラマイゼロでした」
芸人「誰だよ!!どんな名前だよ!!」
芸人がキレ始めるが、司会者は少し真顔で
司会者「では、罰ゲームよろしくお願いいたします」
すると一人の女性がスタジオに入ってきて、座っている芸人を思いきりビンタした。芸人は痛がりながら
芸人「何だこの番組。本当にクレイジーやな」
司会者「ありがとうございます。褒め言葉で」
すると芸人が少し重めのトーンで
芸人「ホメてねぇよ。何だこのクソ番組はよ。てか問題もくそじゃねぇかよ」
すると司会者が真顔で
司会者「さぁ続いての問題生きましょう。クイズ・クレイジー」
続けて司会者が問題を読み始める。芸人は仕方なく問題を聞き始める。
司会者「そのジョーカー大統領の息子である、ジョーカープラマイゼロの彼女は誰?」
芸人「知るわけねぇだろ!!」
しかし刻々と近づく時間。芸人は適当に
芸人「えっと、ジョーカーガールズ」
当然不正解音が流れる。すると芸人が怒りながら
芸人「なんなんだよこの問題よ!!知るわけないだろ!!」
司会者は再び真顔で
司会者「違いましたね。さぁ正解はですね、エリザベスゴッドマニーです」
芸人「なんだその名前は。言いにくいわ」
完全に怒る芸人を無視して、司会者が
司会者「さぁ罰ゲームお願いいたします」
すると上から鉄パイプがゆっくりと落ちてきたが、完全に頭に当たり痛がっていた。芸人は少し冷静になりながら
芸人「えっとね。これは人殺し番組なの?」
司会者は真顔で
司会者「さぁ最後の問題です。この問題に正解すると100ポイント贈呈いたします」
芸人は呆れながら
芸人「あのもういいんだけどね」
司会者「さぁ行きましょう。クイズ・クレイジー」
芸人が疲れ切ってるのをよそに、続けて問題を読み始める。
司会者「今度は日本の問題です。私の奥さんの名前は何?」
芸人「だから分かるわけねぇだろ!!お前の奥さんなんて知るわけねぇだろ」
と芸人が少し何かを思いつき
芸人「星野源」
すると不正解音が大音量でなり始める。すると少し不機嫌になった司会者が
司会者「ちょっとムカついたので、きつい罰お願いいたします!!」
すると座っている芸人の顔辺りに、大きな丸太が当たってきた。勢い余って椅子から倒れてしまった芸人。すると大きな声で
芸人「もう2回目はやらねぇからな。このコント!!」
~終~