コント#3「転校生②」
とある日の事だった。とある高校の教室ではいつも通り、賑わいを見せていた。すると担任の男性教師が教室に入ってきて
教師「はい。席付け」
すると席に着く生徒達。すると教師が少し笑顔になりながら
教師「はい。今日は実はこの学校に転校してきた生徒がいる」
一気にざわつく教室。男子なのか女子なのかそれだけが話題になる。教師が少し冷静になりながら
教師「はい静かに。では早速入ってもらおう。いいぞ」
すると入ってきたのは、どこかの国の国王だった。一気に賑わいから沈黙に変わった。教師も少し下を俯いている。
国王「皆様おはようございます。私ペペポ共和国の国王である、ペペぺです」
少し笑いを堪える生徒もいた。すると教師が
教師「はい。みんな仲良くね」
と国王の肩を叩こうとする。すると完全にSPらしき男が入ってきて、持っていた拳銃を取り出し、教師に向けた。教師は怯えながら
教師「なんですか。あなたたちは」
SP「私たちはボディーガードです。今国王を殺そうとしましたね」
教師「は?肩叩こうとしただけだよ」
SP「だめです。肩を叩くことは暗殺を意味します」
教師「大丈夫だよ。俺が暗殺犯に見えるか?」
SPが少し微笑みながら
SP「いやいや。一番見えるでしょ」
教師「てめぇを暗殺してやろうか。ふざけるなよ」
すると国王が冷静な顔をしながら
国王「ボディーガードくん、落ち着きなさい」
教師「なんだよ。ボディーガードくんって」
すると国王が教師に近づき、持っていた拳銃を上に向けてぶっ放す。教師や生徒たちは怯えながら
教師「何やってるんだよ」
国王「ペペぺルールに従って、お前を粛清する」
すると教師は、少しキレながら国王をビンタする。
教師「ここは日本だぞ!」
国王は初めて殴られたのか、少し涙目になりながらSPに抱き着き始める。
国王「怖かったよ~」
SP「はいはい。大丈夫だよ」
それを見て、生徒は引いており、教師は少し呆れながら
教師「俺は何を見させられているんだ」
~終~